母親へのラブソング
僕の塾でもそうだが、お母さんが一人で家計を支え子育てをしている家庭が増えている。現在僕の塾に来ているそういった保護者の家庭の数をここでは申しあげられないが、一割以上に及ぶ。
家事をやり、仕事をし、そして塾への送り向かいまですべてこなしているお母さんを見ていると本当に脱帽する。僕がお母さんならば到底無理だろうなと思う日常をこなしているお母さん方は、想像を絶する強さだ。
子どもたちもその気持ちを汲み取っているのだろう。学年の上位で頑張っている塾生も多い。僕も子どもの頃は父親がずっと出稼ぎであったり、入院生活が長かったりで、母親、そして祖父母に育てられたが、子どもながらに父親の不在はいろんなことを考えさせられた。
離婚にしても死別にしても、その状況を受け入れようとする子どもたちの魂の悲しみはどれほどのものだろうか。しかしその悲しみを超越する母親の愛は、子どもたちの魂を救済してやまない。
これから雪の季節がやってきます。お母さん方、雪の日の迎えは慌てないでゆっくりでいいですよ。自習室でお子さんを待たせておきますから。
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