災害義援金を着服
夕暮れが綺麗だった。左の写真は、今日塾の二階から家内に頼んで写してもらった磐井川の土手の風景である。
僕の好きだったNSPの天野さんもきっと磐井川のこんな夕暮れを見てあの名曲『夕暮れ時はさびしそう』を作ったのかも知れない。
この夕暮れの夕陽が沈んでいく一関本寺地区は、昨年の岩手・宮城内陸地震で大きな災害を被った地域である。
震災に対して、全国から多くの義援金を頂いた。その一関市に寄せられた災害義援金を着服したとして、市役所の主任主事が懲戒免職になった。不正に1084万円を引き出し私用に流用した事実が発覚した。
全国の方々の多くの善意を裏切るひどい行為である。僕も同じ市民として恥ずかしい限りである。沈む夕陽を見ながら、怒りを通り越して悲しみが胸を締め付けた。
そう言えば、僕の塾の生徒も少ない小遣いの中から、義援金を募金していた。昨年の地震では徹夜徹夜で帰れない市役所職員も多くいた。そういった努力を瓦解させてしまうような今回の行為は本当に許せない。
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