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2009年11月12日 (木)

僕の人智学

昨日塾で高校生に分詞を教えていた時に、電子辞書を持っていたものだから「人智学」という項目を検索してみた。

シュタイナー教育の根源をなすもので、霊能力や霊感を開花させる・・・・・云々の表記がなされており思わず笑ってしまった。世の中の人が勘違いするのも分かる気がする。これじゃまるでシュタイナー教育は怪しげな新興宗教そのものである。

人智学の解釈はそれぞれだろうと思うが、僕が塾で取り入れているスタンスは次のようなことである。

人がこの時代、この国、この地域、特定の家庭に生まれてくるのは偶然ではない。それぞれの学びの目的があり、生まれてくる。

人間の幸、不幸はある種の宗教が言うような前世のカルマや因果によるものではなく、人間の深層イメージによるものであって、いつでも変えられる。言葉や想像力が一番大切なものである。

人間のエネルギーの根源をなすものは感謝であり、感謝から生まれる行動力である。

私は子どもたちの指導において上記のことを常に念頭に入れている。思いや常日頃発する言葉は、人の運命さえ左右するものだと考えている。

僕はある意味一番宗教臭い塾教師かも知れないが、一番宗教が嫌いな人間でもある。塾をやっているといろんな経営セミナー等の案内が送られてくる。その中には明らかにバックに宗教団体が絡んでいる怪しげなパンフレットも多い。

僕の知っている経営者の中には、この不況の中、藁にもすがる思いで宗教に迷い込み、会社どころか家庭までも離散してしまった方がいる。本当に気の毒である。

宗教に頼ることの一番の欠点は、自分の努力のなさや行動力のなさを祖先のせいにしたり、霊障のせいにしたりすることにある。宗教団体の戦略にまんまとはまり、経営の冷静さと常識力を失ってしまう。

神心はすべての人の魂に刻み込まれている。感謝と行動力が必ずその力を起動させてくれるはずである。多額のお布施や、寄進など必要ない。

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