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2009年11月30日 (月)

親の義務だと考えている

塾のメールボックスに毎日のようにセクシーな内容のメールがやってくる。多いときには一日に80通の出会い系や、わけの分からないお誘いのメールが来る。

たいていは女性の名前のメールなので怪しいのは削除しているわけだが、時に偶然塾生のお母さんと同じ名前のメールがあったりして、急いで開くととんでもない画面が現れ、若い頃ならまだしも疲れ果てているこのごろは、そんなものを見る気力もわかず、貴重な時間を奪われた腹ただしさに怒るかねごんであった。

塾生に聞くとやはりそいったメールは毎日のようにPCに入ってくるらしい。未成年者には過激な内容のメールであるわけで、調子に乗って返信をしたりすると、さまざまなトラブルに巻き込まれることも多く、子どもたちにはしっかり教育しておかなければならないと思っている。

雑誌やDVDの取り締まりは強化されている日本だが、PCに限って言えば無法状態である。中学生や高校生は一番興味がある年齢なので、親に隠れてみているものも多いようだ。完全にフィルターをかけたつもりでも、いまどきの賢い子どもたちは、簡単に削除してしまう。

性欲と学習欲がリンクしないのは昔からの常識である。分かっちゃいるが子どもたちは快楽に走りやすい。そこは家庭でブロックするか、しっかり言って聞かせるかどちらかだろうと思う。

性体験の低年齢化が加速している。自分の子どもがまさかと思っている親の思いとは裏腹に、携帯やPCを介入しての出会いが非常に増えている。

僕などは初めて女の子の手を繋いだのは二十歳の頃だったが、今の中学生などは誰と誰がキスをしただのと盛り上がっている。僕の世代からすると宇宙人である。今回の期末テストの保健体育で、エイズ予防とコンドームの使用について出題した市内の中学校があったが、大切な指導であると思う。

僕はいつもご父兄に言うのだが、「学校の帰りに、お宅の娘さんが彼氏と手をつなぎ寄り添って帰る姿を見たならば、覚悟すべきですよ」と、いつも脅かしている。脅かすと言うより、おそらく男と女の関係にあると見たほうがいいですよと、意見申しあげている。

禁止することは今の時代無理である。親の介入できないところで、ケータイを通じて子どもたちは多くの出会いを持つ。本人が持っていなければ友達のケータイを利用する。

したがって親はしっかり性に対する教育を子どもにしなければならない。僕は親の義務だと考えている。

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