一人じゃないから
昼時間どきの工業団地そばのコンビニに行って僕は驚いた。
人の多さもさることながら、もっと驚いたのは車が20台ほど止まっていて、狭い車の中でみんな昼ごはんを食べていることだ。
普通の幕の内弁当ではない。多くの若者達が、カップラーメンや菓子パンを齧っているのである。380円のコンビ二弁当を食べていた僕は、その光景になぜか涙がこぼれてきた。
会社や工場勤めで弁当を持たない人達が、コンビ二の駐車場で毎日カップ麺を食べる生活。日本という国が何か殺伐とした底冷えのする世界に見えてくる光景だ。
当たり前のことが、当たり前でなくなってしまった日本という社会。リストラと倒産に怯え、未来が見えない若者達が増えている。
子どもたちが夢を見ることが出来る社会を、僕ら大人は創造しなければならない。働き盛りの若者がコンビニの駐車場でカップラーメンを食べている光景を日常化してはいけない。
一人じゃないから 私が君を守るから
きっとそんな人生のパートナーと夢を手に入れられるはず。頑張れ若者達。
« 母親へのラブソング | トップページ | だいじょうぶだよ »
コメント