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2009年11月29日 (日)

日々怒涛のごとく

今年ももうすぐ12月、師走に入る。年を取るたびに加速してしていく一年という年月を、ただこまねいているわけではないけれど、本当に1年はあっと言うまだ。

忘年会やら年度末の決算や年賀状、そして冬期講習の準備、日々怒涛のごとく仕事や行事予定が舞い降りる。

今年の10月11月は新型インフルエンザが猛威をふるい、学校行事や部活の予定がことごとく変更になった。インフルエンザが塾の指導にも多大なる影響を及ぼした。休みのための振り替えが激増し、感染した生徒も大変だったが、塾もてんやわんやの日々だった。日によっては生徒の3分の2が休む日もあれば、急に倍近くの生徒がやって来たりと僕も汗だくになる日が多かった。

そもそも僕の塾は特殊な塾である。生徒が塾に来る曜日は決まっているのだが、時間指定はしないし、学年やレベル分けはいっさいせず毎日オープンスクールである。小学生と高校生が並んで勉強する時間帯もあれば、5名の塾生が全員学年が違って、全員違う教科をやっていることもある。

小学生は別として、中学生は全員が自分の好きな教科を自由に決めて勉強するシステムなので、おかげで僕ら講師の脳みそは休む暇がない。

先週の土曜日の午後の指導はこんな感じだった。中2の女子生徒が電磁誘導のプリントをやり、隣の席の高専の2年生は英語の仮定法の書き換えをやっている。その向かいの席では小学6年生の女の子が県立の附属中学校の過去問を解いていて、その横の中学3年生の男子生徒は新しく三平方の定理に入っている。

一方僕のすぐ後ろの男子生徒は徒然草を読み解き、指導室の下の自習室では勉強に飽きた生徒が鼻歌を歌っている。こんなカオスな日々がほぼ毎日過ぎていく。

それだけではない。僕は毎月末ともなると、地域の方々の健康保険税や市民税、固定資産税などの集金をやっている。納税組合長のボランティァである。そして毎週日曜日は中学校の部活の指導。平日の午前中は週3回塾のそばの私立高校で授業をし、その他に僕の母校の高校の添削指導のバイトをしている。この添削プリントの枚数が月に200枚を優に超える。

夜も9時を過ぎるとさすがに目はしょぼしょぼ、見つめるプリントは霞の中に漂い始める。そして家に帰ると毎日このブログを書いている。病気である・・・・。間違いなくワーカーホリックである。分かっちゃいるが止められない。

いつ疲労で倒れてもおかしくない状況であるが、近年強い味方が僕にはついている。千厩で伊庄整体ヒーリング治療院を営む伊藤先生である。身体がどうしようもなくなった時に、僕にパワーを注入してくれる僕の守護神である。本当に助かっている。

さあ明日も頑張ろう・・・・。

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コメント

私には先生の真似はできません。
できないを通り越して、
逆切れしてしまいそうです。

かねごん先生の凄さを
垣間見させていただきました。

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浜田省吾のMONEY、私も好きでした。
プール付きのマンション、メルセデス・・・
現実は、
築60年の家、軽トラ・・・

(かねごん)
上野先生コメントを頂きありがとうございます。
実は正直言ってしんどいです『・・笑い』。しかし今の月謝を維持することで間違いなく家計のやりくりに大変な親御さんが僕の塾に子どもを預けられます。寺子屋とはそういうものなのではないでしょうか。
ゆえに僕も家計が苦しいので、農業やさまざまなバイトをすることになるわけですが、それとて自分で選んだ道でありまして誰にも文句は言えません。
上野先生にも失礼ですが同じような匂いを感じます。同じ時代を生きてきた感性をバリバリ感じます。
今後ともよろしくお願いいたします。

 いつもおせわになっております。
 今年も残すところあと一ヶ月ですか~年々歳を経るスピードが加速してますね。
 かねごん先生、これでもかというくらいの仕事量、ほんとにおからだ御慈愛してください。しかしそれも「極意神妙」ということなんでしょうね、先生と呼ばれる仕事は毎日が修行ですね。
 さ~今日も一日楽しく修行させていただきましょう。


(かねごん)
伊藤先生まさしく日々修行ですね。
僕など勉強を教えるどころか逆に生徒に人生を教えられる毎日です。
伊藤先生のように人間の肉体や精神と日々向き合う仕事とは大変さの次元がまったく違います。敬服します。
今後ともよろしくお願いいたします。

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