すがすがしい視線
友人や同級生に何人か社長業をやっているものがいる。従業員数が2,3名の会社の社長から、数十名の社員を抱えるものまで様々だ。
僕は仕事柄ずばり聞くことがある。どんな生徒や学生を社員として取りたいのかと。返ってくる言葉は、休まないこと、次に目に力がある生徒等の回答が多い。高校生なら3年間で1週間以上欠席がある生徒は採用しないと言い切る知人もいる。
理想はパソコンが使いこなせて、学生時代運動部でもまれた者が一番仕事で実戦力になると社長さんたちは話してくれる。僕はベストとは思わないが、しかし間違いなくベターな人選だと思う。
目に力がある人間。相手を威嚇することなく、真っすぐ見てくるすがすがしい視線に出くわすと、『こいつは出来るな』という感じを確かに持つものだ。やはり目の力は、信頼を勝ち取るという点においてとても大切なものだと思う。
僕など老眼と眼底疲労で、目薬が手放せないしょぼしょぼ親爺であるがゆえに、時に目を開けていることが精一杯で、目力どころではない。
家内に言わせると、卓球とギターを弾いているときだけ目が生き生きしていると、のたもうてくれるが、仕事も一応頑張っているかねごんである。
さて今年も明日お米の脱穀である。これが終わると農作業もひと段落である。家内の実家や塾の大家さんなど、1年間お世話になった方々に新米を贈り、僕のささやかな農業の1年が締めくくられる。
この後は、今月の末に平泉吉野屋さんでのミニライブがあり、11月、12月は恒例の小学校でのサンタかねごんライブが始まる。
冬期講習、入試と怒涛のようになだれ込んで行く激動の日々、ササニシキ新米パワーで乗り切らなければならないかねごんである。
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かねごん先生
仰るとおりで、目の力は生きていくうえで大事なものですね。
先生はササニシキを作っているんですね!私も一関にいた頃、食べていたお米です!祖父母が好きなお米でした。
いつも先生のブログで勉強させて頂いてます。ありがとうございます!
向上館 熊谷
(かねごん)
熊谷先生コメントを頂きありがとうございます。
勉強させて頂いているのは僕のほうです。僕は友人やご父兄の皆様やら、そしてブログを書かれている先生方のいい話を受け売りしているに過ぎません。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 熊谷 | 2009年10月15日 (木) 11時39分