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2009年10月25日 (日)

スロー育児のすすめ

幼児教育に対して、さまざまな提案がなされてきた。早期英才教育をはじめとして、いかに優秀な子どもに育てるか、そのことに重きが置かれ、感情や情緒の成長がなおざりにされてきてしまった気がしてしょうがない。

家庭に於いて父親が不在だ。仕事に追われ常にストレスに苛まれ、心穏やかに子どもと向き合う時間が取れていないのではないだろうか。教育が母親任せになっている。僕もその例外ではない。

お母さんたちは育児サークルや、育児セミナーなるものを頼りに試行錯誤の日々が始まる。昔であれば、おばあさんや隣人の年配者の話を聞きながらスローな育児が出来たのであるが、今はそのおばあさんたちや隣人の方々でさえ、自分の生活に追われ余裕がない。

昨今は、いろいろな育児書が現代の育児法なるものを毎月のように書きたて、遅れてはならないと、お母さん方も子育てや幼児教育に必死になる。

昔のように背中に赤ん坊をおんぶし、小さな子どもの手を引いて夕暮れの川土手をのんびり童謡を歌いながら散歩をする光景を目にすることがなくなった。

僕は子育ては自然体でいいと思っている。子どもが親を育ててくれるものだ。本を読んで聞かせてあげたり、一緒にのんびりと散歩をしたり、たまには料理や後片付けを一緒にやったり、それでいいのではないだろうか。

お風呂に入って一緒に楽しい歌を歌ってあげる。そんな時間がかけがえのない育児の時間だと思う。常に教育を意図した振る舞いなど必要ない。僕はそんなふうに考えている。

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