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2009年10月29日 (木)

すべてはイメージ力

僕は若い頃『運』というものについて自分なりに研究し、熟考したことがある。そしてそれは今も続いている。

同じような環境に生まれ同じ学校を出て、同じような仕事についても、経済力や幸福度に大きな開きがでる。その違いはどこから来るのだろうか。運がいいとか悪いなどと人は言うが、その違いの根本はどこから来るのだろうか。

半世紀の人生において出した僕なりの結論がある。それはその人のイメージ力だ。シンプルに言ってしまえば、人は思い描いた自分になる、と言うことだ。

スポーツにその傾向は強く現れる。僕はあの選手に負けないという絶対的自信があれば、負けない。技量や運動神経など関係なく負けない。だいたい一流選手は、あの選手に勝ちたいと思ってプレーはしない。自分の満足のいくプレーをひたすらやるだけだ。競争心は相手に対して向けるのではなく、あくまでも自分だ。

仕事もそうだ。実はお金も人間も自分が引き寄せている。そのことが分かっていて貧乏暮らしをしている人と、そのことが分からず貧乏暮らしをしている人の差は大きい。しゃにむに努力をしても、想像力が欠如していれば、体調を壊すだけで、ろくなことはない。

競争心丸出しの野望など成就するはずもない。我々の業界で例を挙げれば、よその塾から生徒を奪い取ってきた塾は間違いなく同じしっぺ返しをもらう。共存共栄の発想と感謝がなければイメージは実現しない。

幸福になれない人は、幸せであることのイメージが湧かない人だと僕は考えている。これはもちろん勉強にも言える。小さい頃からできるイメージを植えつけられた子どもが出来る子なのだ。それは家族や両親の言葉や視線、しいては家族の空気感で培われていく。

小さい頃の読書がとても大切なのである。テレビばかり見ていると、想像力が欠乏する。偉人や歴史上のすばらしい業績を残した人の伝記や、物語を読むことはとても大事な心の勉強だと思っている。

偉そうなことを書いたが、これが僕が塾をやってきた中で、いつも中心にあるテーマである。

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