塾を辞めてきた理由
ブログを書き始めてから封印してきたものがある。それは塾生がよその塾から僕の塾に移ってきた理由の公表である。ブログをいろんな方に読んでもらっているわけだが、近隣の同業者に配慮してのことであった。しかしぼちぼち書いてもいいかなということで、今日はしたためることにした。
失礼だが、思わず笑ってしまう理由あり、塾教師として襟を正したくなる理由もあった。
圧倒的に多い理由が、高いから、である。時代を反映している理由だと思う。僕の塾が安いから来てくれる。正直当初は微妙な感覚を持ったが、最近はこれも僕の塾の特徴だと思い誇りに思っている。
番外編の理由としては、塾にエアコンがなく暑苦しいから辞めてきたという理由もあった。クーラーの下で、気持ちよさそうにしていた生徒の姿が忘れられない(・・・笑い)。
意外と多いのが先生の体臭である。息がタバコくさくて気持ち悪かった。いつも汗臭くて近寄られるのが嫌だった。香水のにおいが耐えられなかった。こんな理由で塾をやめられる先生も大変かと思うが、結構多いのである。
パソコン指導だけで、先生が教えてくれない。これも最近は多い理由だ。サテライト予備校みたいなものが増えているが、やっぱり子どもたちは生身の人間に教えてもらいたいようだ。当然と言えば当然だが、塾に来なくとも自宅で出来る勉強を、わざわざ塾に来てやることもないような気がする。
なるほどな~と思った理由に、塾があまりにも家庭的過ぎて辞めてきたというのがあった。自宅を開放して塾をやっているのだが、先生の子どもの騒ぐ声がしたり、夕餉のにおいが漂ってきて集中できないということだった。この理由には僕も考えさせられるものがあった。
一番最近では、先生がいつもパソコンの前に座っていて、指導に熱心でないという話も聞いた。実は僕がPCを塾に置かない理由がまさしくそれである。メールやコメントが気になってついついPCをチェックしてしまうのが目に見えているので、僕は自宅でしかPCを触らない。
塾では指導に専念したいし、なんといってもコミニュケーションを大切にしたい。そのことを考えればおのずと塾内の環境がどうあるべきかが決まってくるのではないだろうか。
最後に、こんな理由もあった。先生が年寄りだから・・・・・。他人事ではない・・・・
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