訃報
卓球の新人戦が終わった。我が中学校は見事女子が優勝、男子は昨日のブログでも書いたが3位に食い込んだものの、県大会出場は逃してしまった。男子個人戦は、1年生が頑張り一人県大会のキップをつかんだ。野球部に入るか卓球部に入るか迷って入部してきた生徒であったが、一つ結果を出したことで、本人も嬉しかっただろうと思う。
夜に保護者コーチ陣を交え、祝賀会及びご苦労会の飲み会となったのだが、先輩より、我々コーチ陣が花泉北中学校時代に卓球の教えを頂いた下斗米先生が亡くなったことを知った。
下斗米(しもとまい)先生は作年の3月二戸市の中学校校長を終え、長年の教員生活を終えたばかりであった。2年前の夏、県民卓球大会で活躍される姿を見たのが、僕が先生を拝見した最後だった。
僕らが36年前指導を受けた頃と、まったく変わらない元気なプレースタイルに度肝を抜かれた僕らであったが、これから熟年卓球ライフを楽しみたいと言っていた先生の突然の死に、昨夜はショックを受け、久しぶりに飲んだ酒の酔いも醒めた僕であった。
色んな思い出が巡っていた。僕がこの年まで卓球を続けてこれたのも下斗米先生という大きな目標であり尊敬するプレーヤーがいたからである。中学校時代勉強は出来ない僕だったが、卓球で培った根性と冷静沈着さはまさしく先生から教わった宝物だった。心より感謝をしている。
今年の県民卓球大会の会場で、先生の姿を見かけなかったことが気がかりであったが、まさか病気と戦っていたことなど知るよしもなかった。先生に指導を受けた卓球選手は県内にどれだけいるだろうか。今も多くの方々が、指導者として活躍している。
若い頃国体選手として活躍された下斗米先生の勇壮を、僕は思い出していた。
先生本当にありがとうございました。
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