期待高まる『92』
県立一関一高出身でプロ野球・巨人に所属する木村正太投手(23)が、中継ぎとして活躍している。5月の一軍昇格以来、18試合に登板し防御率は2・70(3日現在)と安定した成績を残し、8月23日には初の「お立ち台」も経験。優勝争いが終盤を迎える中、140キロ台後半の直球と独特の縦に落ちるカーブを武器に、チームにとって欠かせない存在となりつつある。木村投手は一関市の山目中から一関一高に進み、3年春の選抜高校野球大会に「21世枠」で出場。2004年秋のドラフトで巨人から5巡目で指名を受け入団した。
9月4日 岩手日日新聞
昨日は一関市内の有効求人倍率が0.25倍まで下がり、求職者の4人に3人が職に就けない状況が続いているという記事が岩手日日のトップ記事であったが、何とか今日は明るい話題でこの暗澹たる世相を乗り切って頂きたい。
僕が木村君を初めて見たのは、彼が山目中学の3年の時の中総体だった。花泉北中学校(現花泉中)との地区大会の決勝戦だった。木村君もさることながら、このときの花北のエース三浦君もすばらしい投手で、白熱する両雄の投げ合いだった。木村君は一関一高に進み甲子園出場。三浦君も盛岡大附属に進み甲子園のマウンドに立った。
つい先日のことのように感じるのだが、もうあれから8年の月日が流れた。花泉のスクイズ1点に敗戦投手になり、泣き崩れていたあの少年が、巨人軍の一軍に上がり、お立ち台に上がる選手に成長した。感無量である。
花巻東の菊池君がプロに入れば、木村君との投げ合いも夢ではない。岩手の郷土が生んだ二人の今後の活躍を見守りたい。
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