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2009年9月 3日 (木)

もう少し現実を考えてもらいたい

現在公立の中学校の学級費が一ヶ月どれくらいから皆さんご存知だろうか。

一関市内では6000円前後である。それに給食費が加わりゆうに一万円を超える。学級費の内訳はワーク代、プリント代がその大半を占める。

僕の塾が例外なのだろうが、塾費の二倍以上の金額が、公立の中学でかかっている。それにしても失礼を承知で申し上げるが、宿題プリントとワークが多すぎる。中間層から下は、やる気がうせて答えを写すだけ。ほとんどのプリントが見直しもされずゴミ箱に捨てられる。

夏休みなど某中学校では立派なワークドリルの他に、50枚以上のプリントが出され、それと同じ量の回答プリントが出された。夏休後半、自習室で血相をかいて必死にやっているのは、回答の丸写しである。それも成績がまあまあの生徒たちである。

もう少し現実を考えてもらいたい。いくら優秀な複写機が学校に設置されているとは言え、分量を出せば生徒が伸びるわけではないだろうと思う。宿題の量と成績の伸び率が間違いなく比例するのならば僕も文句は言わないが、長年子どもたちを見てきて、それはない!

仮に学年が200人いて150番以下の生徒と、上位の生徒が、まったく同じ宿題、分量を出されたら下位の子どもたちはやる気どころか、憂鬱なまなざしをプリントの山に投げかけて終わってしまうだけだ。誰が考えても想像がつくだろうと思うのだが、学校側はそうとは考えないらしい。

塾では当然と言えば当然だが、同じ学年に同じ宿題なんてあり得ない。通信簿が2の生徒と5の生徒に同じ宿題はあり得ない。同じ単元に5段階ぐらいのレベルのプリントを用意するのは塾では常識だ。

そんなことを言うと30人クラスの授業では無理です、と言われるかも知れないが、僕は1週間で延べ人数100人以上の生徒の全学年の全教科の指導をこなしている。全ての生徒に対して各教科のレベルごとのプリントを用意している。その他に高校の授業も担当している。そんな僕が出来るのだから、小学校や中学校の先生が出来ないはずがない。

ましてや塾より高い教材費をご父兄から頂いているのだから、少なくとも宿題プリント大量配布を全員にということは勘弁願いたい。100メートルを17秒で走る生徒に、11秒台を出すようなトレーニングを決してしないだろうと思う。

学級回報等を書くのが忙しくてと言う先生もいらっしゃるが、ちなみに僕は仕事の合間に年間1000枚以上のブログ原稿を書いている。部活動の指導が忙しくてと言う先生もいるが、僕も日曜日は中学校の部活のコーチで一日が時に終わっていく。もちろんボランティアだ。

5ページぐらいのワークプリントがあるとすると、そのうち本当にその生徒が理解できて、ちょっと背伸びして何とかなるのは、20問中5問ぐらいだったりする。今はPCでプリント問題を呼び込んで編集も出来るだろう。PCが苦手な先生は、僕みたいにはさみで切りばって作ればいい。5ページ丸ごと出さなくともいいと思うのだが、出来ないのかな~。

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コメント

久しぶりにコメントさせていただきます。
中2の末っ子の宿題をみると、理不尽だと感じます。全員同一内容で、個人のレベルに合わない宿題は時間を子供から奪う犯罪ではないでしょうか。昨年から保護者会などには積極的に出席し、飲み会の席では担任の先生に婉曲に伝えてきたつもりですが事態はいっこうに改善しません。部活に宿題に大忙しで可哀想です。どうにかなりませんかね(半分あきらめ・・・)。宿題をやらなければ内申点が・・・・。なんか、息子を中学校に人質に取られている様な気がしてます。(一緒に遊んでもらえない僻みかな(苦笑))。
毎日、ブログを楽しみにしています。それでは、また。


(かねごん)
3人の子持ち親爺様コメントを頂きありがとうございます。
多くの親御さんが思っていることをおっしゃって頂きありがとうございます。
僕はこのブログで、親御さんの気持ちを代弁できるブローガーでいたいと思っています。今後とも保護者の皆様の声を真摯に受け止め、書き続けて行きたいと思います。よろしくお願いいたします。

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