厳しさを増す高校生就職
来年春卒業予定の県内高校生の就職状況が厳しさを増している。7月末現在、県内企業からの求人は前年同期比50%減の931人で、県内就職希望者2648人に対する求人率は0.35倍に低迷したままだ。16日から始まる選考(就職試験)まで1週間余。中央では景気持ち直しの兆しが出始めているが、県内は依然厳しい状態が続いており、学校関係者は頭を抱えている。
県内外合わせた全体の就職希望者は前年同期比3%減の4104人。求人は2002年度から6年連続で増えてきたが、世界不況を受けて腰折れし同46%減の3453人。求人倍率は0.84倍となり、5年ぶりに1倍を割った。 9月8日 岩手日報新聞
普通に学校に通い、普通に勉強をして、そして普通に会社に就職しようとしても入る会社が無い。
世の中が不況だから、仕方がないでは済まされない。若者に仕事の場を提供できない国家は3流の国家である。この状況を放置してきたのは間違いなく政治である。
新卒を採用する会社に対しての国家支援や、運営資金の援助策など、やるべきことは星の数ほどあったはずである。党の存続や、議席数の獲得に翻弄するバカ政治家どもの無策に、僕は腹が煮え繰り返る思いである。
高校の無償化も結構、高速道路の無料化も結構、一番やらなければならないのは、働きたい若者達に仕事を提供することである。
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