ゼロバウンド
卓球のルールでは、ネットを越えなくとも、卓球台のサイドからの返球が許されている。ゆえに上の映像のような攻撃も可能になるのだが、もちろん決まれば相手は取れない。
中学生や小学生が練習したからといって出来る業ではない。この映像に出てきたような得点シーンを、僕は偶然試合で一度だけ見たことがあるが、もちろん狙って出来るものではない。
ゼロバウンド。不思議な響きのある言葉である。本来ボールは弾むものだ。弾むことによって様々な流れが生まれ、ドラマが生まれる。
人生とてそうである、水のような流れは、一度本流が出来れば、その流れを変えることは難しい。しかし弾む人生は時に、障害を越え、壁を跳ね、様々な人生模様を描いていく。時に道をはずれ藪に転がりだすこともある。
ゼロバウンドのピンポン玉を見て、僕はそんなことを考えていた。
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