祈り
僕は人生を生き抜いていくために必要なことは、努力と感謝、そして祈りだと思っている。この三つが習慣づけられている人間は、どんな逆境でも試練でも乗り越えられると信じている。
努力することは簡単ではない。多くの時間とそして汗を必要とすることだろう。しかし感謝と祈りはいつでもどこでも出来ることであるし、お金も労力も要らない。そしてこの感謝と祈りこそが、努力の成果を最大限に引き出してくれるアイテムだと思っている。
僕は自分の半世紀の人生を振り返るとき、このことをいつも実感する。僕のような天邪鬼で経済力もない一介の塾教師が、なんとかこの業界でやってこれたのも、僕にいつも感謝と祈りの大切さを教えてくれた多くの方々との出会いがあったこそだと思っている。まさに感謝である。
塾教師をしていることで、多くのご父兄の皆様とご縁を持たせて頂いた。学校の校長先生であったり、有名なお寺のご住職であったり、お医者さんだったり、芸術家の方であったり、社長さんだったり、また今年は政治がいよいよ激動の年になりそうであるが、国会議員の秘書をやられているご父兄もいらっしゃる。
30代の頃は、お付き合いさせて頂いたご父兄の方々から、子どもの教育を通じ、多くのことを学ばさせて頂いた。そして人生で活き活きと活躍されている方々から共通して教えて頂いたことは、感謝と祈りの大切さであった。
誠実に、堅実な生活を営まれている方々には、信仰心の厚い方々が多い。ある社長さんからは、神棚や屋敷に祭っている神社を敬う姿勢を教わった。またあるご父兄からは、祈りとは愛の発露であることを学ばせて頂いた。
どこの馬の骨とも知れない若造だった僕に、大切なお子さんを預けてくださった多くのご父兄の皆様に、本当に心から感謝を申し上げたい。
まだまだ恩返しを出来るような人間ではないが、今度は僕が20代30代の若いお父さんお母さん方に、自分が教わってきた生きていくためのツールを、このブログを通じ紹介していければと思っている。
ちなみに祈りとは、「意を乗せる」という言霊だまだそうだ。神に救いを求めるのではなく、神に感謝を申し上げるのが祈りの礼儀だと多くの先人は言っている。心に留めて頂ければ幸いである。
« 花巻東準決勝進出! | トップページ | 感動をありがとう! »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- せっかくの人生だもんね(2018.07.05)
- 長旅から帰ってまいりました(2018.05.04)
- 神様を信じている人と信じていない人の違い(2018.04.26)
- 4761回目のつぶやき(2018.04.11)
- 流転(2018.03.25)
コメント