八月の空
8月が始まった。27年間連続夏期講習の真っ只中で迎える8月1日である。ここ北国に於いては、もうすでにコオロギが鳴き始め、めちゃくちゃ長かった一日も、日ごとに夕暮れの早さを感じるようになった今日この頃である。
奥羽山系の山々を仰ぎ見ると、7月の初旬まで見えていた残雪のまだら模様はすっかりなくなり、昨年岩手県南を襲った大地震のため崩落した須川岳の山すその傷跡が、市内からも肉眼で見ることが出来る。
あと一週間で一関も夏祭りである。昨年は地震のため磐井川の花火大会が中止となった。大きな被害を受けた本寺地区の一日も早い復興を願い、亡くなられた方々の悲しみを悼んだ。
そして今年は長年続いてきた市内川崎の花火大会が中止になった。北上川に映える豪快な花火は、県下でも有数な花火の一つに数えられている。協賛する企業が激減したことにより、運営資金が集まらず、中止を余儀なくされた。
夏の風物詩にも不況の影響があちこちで出てきている。
夏のこの時期になると聴きたくなる歌がある。大学時代、友人の車に乗って湘南の海に出かけた8月の夏、この曲がカーステレオから流れていた。
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