ブログ探訪
塾の宣伝媒体としてブログを効果的に活用しようと言うことで、僕らのような個人塾のみならず、大手のフランチャイズ塾などでもHPにブログをリンクするところが増えてきた。高校ブログも最近は増えている。
昨日は雨の日曜日であった。午前中は中学校の部活指導に行き、午後はお盆を前に、お墓掃除に行ってきた。帰ってきてから久しぶりに夕暮れ時まで、全国の教育ブログを閲覧していた。
ブログ主の嗜好やスタンスに文句をつけるわけではないが、せっかくすばらしい内容のブログなのに、これでもかと言うくらいアフィリエイトを回りに貼り付け、何処が記事なのか分からないブログがあったり、ブログネタが非常に若者向きで、この感性は僕のような年寄りにはとても真似できないな~と感心させられるものや、ずばり僕の塾は君たちを東大に導きますみたいな直球派があったりと、さすが塾を営む人間だけに個性も強烈なブログが多い。
そんな中でやはり一番面白いと言うか、楽しませてもらったのはフランチャイズ塾や、分室の塾長さん方のブログである。
はっきり言って極端に優劣が分かれる。「本当は書きたくないけど、本部から書けと言われているから書くもんね~」みたいなグログがあるかと思うと、我が教室こそはナンバー1と、将来本部を食っちゃうじゃないかと思えるほど情熱一杯の塾長ブログがあったりする。
それにしても「今日は疲れた~早く寝よう」の一行で終わっているフランチャイズ塾のブログなど、ある意味すごい。僕が代表ならば即刻閉鎖してしまうのだが、ノルマで書かせられるブログなんていやなんだろうなと思う。
ブログを読んでいると、その予備校なり塾なりのエネルギーが手に取るようにわかる。文章は人なり会社なりを表すので侮れない。一発勝負のチラシの文面やパンフの文章ならば何とでも書けるだろうが、毎日となるとその人間の本性が出てしまう。
かく言う僕も、権力に対する反骨精神がくすぶっている輩ゆえ、やはりついついその手の文章が多くなり、時にご批判を頂く。
それにしても一匹オオカミなどと言えばカッコはいいが、僕の場合は一匹太っちょ豚みたいな体型になってきたので、どっちかと言うとオオカミに食われる状況であって、痛たたた~である。
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