師弟対決
(17日、花巻東4-1横浜隼人)
1番打者の一発が試合を決めた。花巻東は同点の7回、2死一塁から柏葉が左翼席へ運んだ。投げた横浜隼人2番手の萩原にしてみれば、2死から失策で出塁を許し、がっくりきたところ。そこを見透かされ、初球の甘い直球を狙われた。菊池雄はソロ本塁打だけで1失点完投。 朝日新聞
いい試合だった。横浜隼人の水谷監督の終止変わらない笑みが、隼人のナインを明るく鼓舞していた。一方花巻東の菊池雄星は力を抜いた140キロ前後のボールを、今日はコントロール重視で投げ込んでいった。
ちなみに今日の試合は、雨で順延がなかったならば甲子園で応援していたはずなのだが、一人自宅のテレビの前で観戦した。
さすが強豪ひしめく神奈川大会を勝ち抜いてきたチームである。横浜や桐蔭を撃破してきた片鱗は充分過ぎるくらい甲子園のグランドで見せつけてくれた。
それにしても花巻東一番の柏葉のホームランは鮮やかだった。菊池雄星だけが脚光を浴びてきた傾向があったが、今や花巻東の打力は、菊池の力投と肩を並べる勢いだ。
監督同士が、大学の先輩後輩である。それどころか花巻東の佐々木監督は、花巻東の監督に就任する前、横浜隼人で水谷監督の下でコーチをやっていた。完全なる師弟対決である。
今回は佐々木監督に軍配が上がった。先輩監督に報いるためにも花巻東には頂点を目指して頂きたい。
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