塾教師の学歴パート2
先日僕は、いつも大変お世話になっているタコ坊主さんこと伊庄整体院http://www.isho-healing.com/index.htmlの伊藤先生の出身学校を間違ってブログに記してしまった。先生にはとても不愉快な思いをさせてしまったことだろうと思う。この場を借りて陳謝したい。
実は僕は今まで一度も塾のプロフィールにも、チラシにも自分の出身学校を記したことがない。ゆえに誰かの出身学校についてふれることも決してなかったのだが、たまたま書いていたテーマの流れで、先生の紹介のつもりがとんだへまをやらかしてしまった。本当に懺悔のしようもない。
出身学校のテーマについては、何度か過去のブログでも記事にしてきた。いろいろなコメントも頂いた。
塾を20年前に始めた頃は、電話を取るや否や「どこの大学を先生は出たんですか」と、のっけから聞かれたこともある。初めて塾に訪れた営業マンに「私は○○大学を出ているのですが、先生はどちらの大学を出たんですか」と尋ねられたこともある。
30歳前の若造だからなめられたのか、それとも相手がたまたま非常識な人間だったのか、今思うとずいぶんと失礼なやつもいたものだ。
塾をやるのにそんなに高校名や大学名が大切なものだろうかと、若かった僕はそれなりに自問自答してみた。僕の出した結論は「まったく関係ない」である。結果を出せばいいことであって、塾教師の学歴など関係ないと腹をくくった。
僕の塾は、講師採用の条件として学歴は不問である。国立大学を終え、アメリカの大学を卒業した方と、高卒の方が応募してきたことがあったが、僕は面接で高卒の方を採用したこともある。力量は会話や雰囲気に現れるものだ。履歴書の学校名は参考までに過ぎない。
僕の判断が正しかったかどうかは、僕の塾がこうやって何とか生きながらえてきたことで、ある程度証明できたのではないだろうかと、生意気にも思っている。
学力や指導力、そして運を味方につける努力は塾教師として大切なことだけれど、学歴は絶対条件ではないだろうと思う。
僕は大学時代家庭教師のバイトをずっとやってきた。僕の時間給が2500円だった頃、確か東大生の家庭教師は1時間5000円が相場だったと記憶している。バブルの頃は10000円の時もあったようだ。
ちなみに岩手県の高校英語教師名簿を今年の春、講師をしている高校より頂いた。東大卒の先生は0人だった。僕の出身大学の先生も県立高校にはいなかった。ひょっとして僕の出た学校は東大並み?! そんなことはないよな・・・・・(苦笑い)
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