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2009年8月 9日 (日)

親想いの高校生たち

2009年の春の大学進学率が、現役・浪人合わせて5割を突破したという。一方で、家庭の経済状況によって、高校生の4年制大学への進学率に大きな差があることも報じられている。年収200万円未満での進学率は28.2%、600万円~800万円未満は49.4%、1200万円以上では62.8%になるという。

僕が使っているココログのブログニュースの今日の記事である。国民の2人に1人が大学に行く時代になった。高卒の就職難がこの数字に反映しているのかも知れない。この記事では触れていなかったが、子どもを大学に入れようと経済的に無理をし、自己破産を申請する家庭も増えているのだと言う。

大学の価値は間違いなく変遷してきた。少子高齢化に伴い、定員割れを起こす地方の私立大学が増える一方、早慶をはじめとする大都市圏の私大は相変わらずの人気を示している。

それにしても大学生の学力が低下したと言われて久しいが、本当にそうだろうか。この不況の時代を迎え、何とか就職口を見つけようとしている学生たちは、夜は夜で簿記や英会話を習いに出かけ、パソコンや様々な資格試験を取ることに必死である。僕らの頃から比べたら、努力している学生が多いように見受けられる。

大学に入ることが当たり前になった時代がゆえに、大学卒の重みがなくなったと言われているが、僕はそもそも大学に行く目的を、本質的なところで履き違えている方が多いような気がしてならない。

まず、就職に有利だから、給料が高卒よりいいから等の理由ならまだしも、やることがないからとか、働きたくないから大学に行くなどと、真顔で言っている高校生を見ると「お前らなめとんのか!」としばきたくなってくるのである。間違いなく裕福なご家庭の子どもたちであるだろう。

先月、僕は高校の職員室で痛ましい光景を目の当たりにした。進学希望だった男子生徒が、担任の先生の所へ就職希望の変更届を持ってきた。お父さんの勤めていた会社が今年限りで閉鎖になるので、家計を助けるために働きたいのだと言う。

奨学金等も検討してみたらどうだという担任の先生の話に、下に兄弟もいるので、就職をお願いしますということだった。僕は横で聞いていて目頭が熱くなっていた。大学の費用どころか、彼が即戦力として働かなければならない厳しい経済状況。きっといたるところで、このような選択を迫られている高校生が一杯いるはずである。

学ぼうと思えば本を読んで学べることも多い。人生は死ぬまで学びの連続だ。大学という選択肢が全てではない。がんばれ!親想いの高校生たち!

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