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2009年6月14日 (日)

『からすたろう』

都会ではカラスというと、ゴミ収集場に集まり生ゴミを散乱させる厄介者という感があるが、田舎では、また違った側面を持つ鳥である。

このカラス、鳥のIQというものが仮にあるとすれば、只者ではない。確かにカラスは獰猛で、雑食性があり、何でも食する。道路で犠牲になる動物たちの死骸を啄ばむ姿は決して愛されるべき鳥ではない。

しかしこのカラス、今は法律上で飼ってはいけない鳥になっているが、昔は物好きで飼うひともいた。実は九官鳥なみに人間の言葉を覚えまねをする、愛嬌もあり憎めない鳥である。

この鳥は霊的な側面を持っている。昔から田舎では人の死を知らせる鳥として有名である。その家にゆかりがある人や、親類の方が亡くなる日が近づくと、実に不可解な鳴き声を発するカラスが家の近くで鳴く。

我が家でも従兄弟が亡くなった時や、叔父が亡くなった時など、やはり独特の鳴き声を発するカラスが現れた。私の勝手な解釈であるが、カラスは人間に見えない何かがきっと見えているに違いない。それは今生、この地を去ろうとする魂のエネルギーかもしれない。もしくは別れを告げにくる魂の姿を垣間見ているのかも知れない。

絵本作家、八島太郎さんの代表作に『からすたろう』という絵本がある。アメリカの絵本賞コルデコット賞において多大な評価をされた本である。読むたびに教育の本質を考えさせられる名作である。主人公のちびは、いろんなカラスの鳴きまねをできる少年だ。

子を呼ぶ母親の鳴き声のまね、カラスが嬉しくて鳴くときの声、とうさんカラスのまね、そして村の人に不幸があったときにどんなに鳴くかをまねることが出来た。

この『からすたろう』は現在偕成社より、出版されている。八島さんは1994年アメリカのロスで亡くなられた。八島さんの少年時代の経験がもとになっている作品であるが、貧しさや、優しさや、せつなさ、子どもの感情がストレートに表現されている大人が読んでも感動する絵本である。ぜひ一読ください。

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