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2009年6月 7日 (日)

ボツ原稿復活

1週間ほど前に、ブログ原稿が種々の理由から10日に一度ぐらいの割合でボツになる話を書いた。2年ちょっとで120枚ほどのブログ原稿が闇に葬られたのであるが、その中に出来の悪い塾の話と言うのがあった。塾教師が出来の悪い塾の話をするのはどうかと思い更新をボツにしたのだが、これはこれで大切なテーマかと思い、本日思い出しながらもう一度書き改めることにした。

塾というところは、卒塾したからといって何がしかの資格を与えるところでもないし、何かを保障するところでもない。進学高校や有名大学に生徒を合格させてなんぼの世界である。

しかし時に、どこかの学校でもいいから入れてくれと言う、中学生や高校生が入塾してくることもある。塾によっては面接をした時点で丁重にお断りする塾も多い。なぜなら、めちゃくちゃ手間がかかるゆえに、合格させても宣伝効果もなければ、他の生徒の指導に支障をきたすこともしばしばである。塾経営者にとっては利点が少なく、出来ればとりたくない生徒である。

一方出来の悪い生徒と言うよりも、問題を抱えた生徒のみを入れる塾も存在する。今もまた復活を遂げているが、戸塚ヨットスクールのように全寮制のスパルタ塾である。死者を出すほどのしごきであまりにも有名になった塾なので、知っている人は多くいらっしゃると思うが、この塾を頼って子どもを預ける親御さんは今も多い。

不登校生だけを受け入れる全寮制の学校もある。実はこれが曲者だ。表面上は子どもたちを救う教育として、美辞麗句を並べ立てながら、年間数百万円という高額の授業料をとり、金持ちのお客さんだけをターゲットにした悪徳商法まがいの法人もある。

特にNPO法人という名を隠れ蓑にし、法律ぎりぎりの怪しげなフリースクールなるものも存在するので、要注意である。学校に行かない理由を、祖先の祟りだとか、悪霊が取り付いているなどと恐怖心をあおり、怪しげな宗教家と結託し、法外なお金を要求する塾もあるという。人間の弱みに付け込む商売はいつの世も存在する。塾とて例外ではない。

良心的な塾がいっぱいある中で、上記のような塾が存在することは悲しいかな事実である。我々の業界は、月謝の上限が法律で決まっているわけでもなく、塾経営者の気質を問われる何がしかの調査があるわけでもない。

学校教員の採用等に於いては、いくつかの法的手続きが行なわれ、前科や逮捕歴があれば、採用されることはまずない。しかし塾となると別である。実際、塀の向こう側にかつてお世話になったことがある塾経営者を私は何人か存じ上げている。その中には、ヘルメットをかぶり、火炎瓶を持ち、権力に立ち向かっていった若かったがゆえの向こう見ずさと言うのもあったかも知れない。しかしこの人が経営者で、先生と呼ばれていいのだろうかという輩は、東京、岩手と30年弱塾教師をやってきた私の近辺には存在した。

出来の悪い塾と言うより、あって欲しくない塾という感じである。私のブログはうちの塾生も読んでいるのであまり過激な真実はこれ以上書けないが、長年塾教師をやってくると、見なくともいいものまでも見てしまうことも多々ある。

お金と権力が渦巻くのは政治の世界だけではない。どこの業種にも存在するものである。ただ間違いなく言えることは、法の裁きをいくらかいくぐっても、おてんとう様がしっかり見ていると言うことである。淘汰されるものは必然的に淘汰されるのが世の常である。

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