最近のトラックバック

« コーヒー物語 | トップページ | 言葉に涙した思い出 »

2009年5月22日 (金)

反抗期

「うちの子は反抗期で大変なんです」 よく親御さんが嘆くフレーズである。小さい時は、ママ、ママと言ってくっついて離れなかった我が子が、「うるせんだよ、くそばば~死んじまえ」などと暴言を吐く。母親とすればショック以外のなにものでもないだろうと思う。しかしそれが反抗期というものであり、親離れの始まりでもある。

中には素直な子どもを演じるあまり、ストレスを抱え、喘息やアトピーなどになる思春期の子ども達が多いと聞く。子どもは親に迷惑をかけて当たり前、親の存在がうっとうしく思えてきて当たり前なのだが、家庭によっては躾の厳しさが裏目に出て、子どもを鬱気質にしてしまうケースもある。

塾や学校で、皆がおかしくて笑っているときに、にこりともせず無表情でいる生徒を見かける。感情にブレーキがかかっているのは、何かに抑圧を感じているのだろうと思うのだが、暗い眼をして、眉間にしわを寄せ上目使いで大人を見る中学生や高校生を見ていると、彼等が生きてきた十数年の歴史を垣間見る気がする。

三つ子の魂百までもと言うが、私は子どもの感性や社会でのポジション取りみたいな能力は、だいたい小学校の低学年で決まるような気がする。子ども達は無意識のうちに両親や家族や学校の先生の期待度や評価みたいなものをその頃までにキャッチし、自分の生きるスタンスを決めてしまうように思えてならない。

そのような自己決定をもう一度変革してみたいと、もがき苦しむのが思春期の反抗期だと私は考えている。反抗期は自己成長のためのちょっと歪んだ自己主張なのだと思う。

性の目覚めが訪れ、声変わりや初潮が始まる頃、内にあふれ出すエネルギーを上手くコントロールできないのが思春期である。大人びていく自分の容姿と、自分の幼さのギャップに苛立ちを覚える年齢でもある。

私はいつも教え子達に言うのだが、私など40年近く反抗期のまんまである。大人になれきれない中年オヤジである。

反抗期を迎えている生徒諸君、とりあえず自分が正しいと思ったら自信をもって反抗してもらいたい。決して投げやりな反抗ではいけない。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ塾・予備校ブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをお願いいたします o(_ _)oペコッ

大験セミナーのご案内http://daiken.cocolog-nifty.com/about.html

« コーヒー物語 | トップページ | 言葉に涙した思い出 »

コメント

かねごん先生、こんばんは、お久しぶりです。
子どもたちの反抗期に対する捉え方、さすが先生は鋭いと思いました。
先生の言うように40年の反抗期人生が深い分析力の元かも知れませんが…。(笑)

私の娘もいまは全くの反抗期です。
ブログなどで偉そうなことを言っている片鱗もありません。
私も先生のように、無言でコーヒーを啜るような親子関係になりたいですよ。
まだまだ先は長いですが…。


(かねごん)
とよ爺先生コメントありがとうございます。
自分がかなり反抗してきた人生なもので、反抗期の子ども達の気持を少し分かる程度ですが、先の見えない経済不況が家庭に暗い影をおとし、子ども達のストレスもそれに比例するように増えているような気がします。質のよいはけ口が必要な気がしますね。大人もですが・・・・・

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 反抗期:

« コーヒー物語 | トップページ | 言葉に涙した思い出 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ