塾保険
塾生が高校生だけだった頃は、やんちゃな事をする生徒もいなかったので、塾保険というものには加入していなかった。中学生が増え、風と虹の教室を新設し、幼児や小学校の低学年が入塾してきてからは、突発の事故を考え塾保険に加入している。
掛け捨てではあるが、少額の割には保障がしっかりしていて、万が一の場合いにはたよりになる保険である。
私も27年ほど塾教師をやってきたが、幸いにも塾生が怪我をしたり何らかのアクシデントに巻き込まれたことはない。しいて言えば、15年ほど前に塾生の女の子が家出をし捜索願が出されたことがあったが、無事に隣県で警察に保護されたことがあった。
2000メートル級の山に何度か塾生を連れて行ったことがある。当時は塾保険などに入っていなかったが、今思うとやはり冷や汗ものの過去である。
このブログを読んでいる同業者の方には是非、塾保険に加入することをオススメしたい。我が塾が入っている塾保険は生徒一人あたり年300円ほどの金額になるが、塾が主催する合宿や野外活動にも対応してくれる保険で、尚且つ家と塾の往復の事故にも保障が効く保険である。
保険会社から宣伝を頼まれたわけでも、友人にお願いされたわけでもない。皆さんもご記憶にあると思うが、塾生が塾帰りに襲われ命を奪われた悲しい事件があった。たとえ塾側に過失が無くとも、保障が出来るのとまったくでないのとでは、やはり誠意が違うと思う。
生徒が何らかの怪我をした場合、たとえ生徒自身の過失であっても、管理者である塾側が加害者になることもありうる。転ばぬ先の杖ではないが、子供たちの安全と保障はやはり第一に考えなければならないものだと思う。
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