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2009年5月15日 (金)

低料金のからくりは・・・

木曜日の午前中は久しぶりに教育ブログをあっちこっち彷徨い歩き、いろいろ面白い記事を拝見した。いくつか気になった記事があったが、そのうちの一つに大手フランチャイズ塾が長引く不況と生徒減少のため月謝を下げることになった話題が載っていた。

誰でもが知っている有名塾が現行の月謝を半額にしたり、年間の教材費を無料にしたり、入会金を0円にしたり、地域によってずいぶんと思い切った値下げ合戦が行なわれているのだという。

しかしよ~く考えるに、それほどまでに値下げが出来るということは、今までどれだけ高い月謝設定を大手フランチャイズはしていたのかと私など思ってしまうわけである。ちなみに私の塾は最初から存続ギリギリの月謝設定でやってきたので、上げることはあってもこれ以上一円たりとも下げることは出来ない。

間違いなく、塾という看板を掲げて複数の講師がいる個別指導塾としては、県内でも屈指の低料金指導の塾だと思っている。他の塾が指導料金価格で私の塾に挑戦してきても、きっと100%廃業に追い込まれると思うので、この記事をお読みになっている同業の近隣の先生方は決して真似をなさらぬほうがよろしいかと思います。

この低料金には何かからくりがあるとお思いの皆さんのために、ちょっと今日は暴露話をしたいと思います。

うちの塾はチラシ代が0円。つまりチラシを出しません。宣伝媒体は塾生や保護者の皆様の口コミに依存しております。それと私を含め他の講師の先生も、小中学校の教科を一人ですべて見ていますので、教科ごとの先生の採用をする必要がなく、人件費を限りなく節約できております。もちろんこれも優秀な講師あってのおかげであります。

それともうひとつ、教室や塾運営にかかる費用以外は、プライベートに於いて極力無駄な出費は抑えています。塾生の皆さんが知っているように、20年以上乗っている軽トラックが私の愛車ですし、塾を始めて20年間外国どころか、プライベートの国内旅行など一度もしておりません。(PTA行事等では何度か東京に行きましたが・・・)

お米や野菜は自給自足です。塾教材などは教材出版社から頂くサンプル教材を最大限に活用させていただいておりますし、卒塾生から寄贈していただく未使用の問題集や参考書も在塾生にかなり役だたせてもらっています。最近では、私が講師で行っている高校の先生からも、塾で使ってくださいとお子さんが使った中学受験問題集をたくさん頂きました。本当に感謝です。

家内はさすがに新刊本をたまに買うようですが、私や息子達はブック・オフなどの100円コーナーが購買の定番です。そんな節約生活が、当セミナーの低料金を維持できる裏技であります。近隣のフランチャイズ塾の同業者の皆様、そんなわけでありまして、何か思いきったことをするためには、何か思いきったことが必要なわけであります。あしからず・・・・・。

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