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2009年5月23日 (土)

言葉に涙した思い出

もう遠い昔の出来事であるが、20年前父が55歳で他界した。私が29歳の時だった。その年は長男が生まれた喜びと、父を亡くした悲しみが錯綜し、何か足が地につかないまま日々が過ぎて行ったのを覚えている。

農家の長男である私は、父亡き後農業を継ぐべく家内と花泉の実家に戻り、同時に今の私塾を一関で始めた。一才の息子と妻と、そして私の母と祖母と私を含め5人の暮らしが山里で始まった。

父が亡くなった時、私の母は町内の縫製工場に勤めていたが、社長さんや工場長さんをはじめ多くの方から香典やら励ましの言葉を頂いた。葬儀が終わり数日後、私は母と皆さんから頂いた香典のお返しの品を持って工場を訪れた。

社長であるMさんは、「気持だけいただきます。これから一家の大黒柱を失って、生活も大変でしょう。失礼ですがこのお返しは受け取れません。葬儀屋さんに返品できる品だと思います。どうか今後の生活の足しにしてください」

私は社長のMさんの言葉に涙がこぼれて仕方がなかった。そうか、これから大変なんだな、私は自分が一家のあるじとして頑張っていかなければならないことを、Mさんの励ましの言葉で痛感していた。

風の噂で、その縫製工場が不況の影響で大変だと聞いた。卒塾生のお母さんで、その工場に勤めている方がおられるのだが、マスクの需要に伴い、オーガニックのコットンマスクの製作が始まったとのこと。ピンチをチャンスにして何とかこの不況を乗り越えてもらいたいと思っている。

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