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2009年5月15日 (金)

人類の驕り

先月我が長男の学校は季節外れのインフルエンザの流感で三日ほど学年閉鎖になり、そのためクラスマッチが中止になった。その直後メキシコで豚インフルエンザが発生し多くの犠牲者がでたとの報道が世界を震撼とさせたが、予断のならない状況が続いている。日本国内でも感染者がでたが、、どの国でもな大きな社会問題となっている。世界中で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい。

鳥インフルエンザにしても豚インフルエンザにしても偶然に新しいインフルエンザウイルスが自然発生したものとは私は思えない。地球環境の急激な変化が自然の浄化作用を沈滞させ、共存するはずの多種多様な生命体がある種のバランスを崩してしまった結果だと思っている。

我々人間が地球上で一番尊い生き物のように考え振舞ってきた傲慢さとその驕りが、他の生き物達をないがしろにしてしまう態度を生み出し、自然の生態系を崩してしまった。遺伝子を組み替え、動物達の尊厳や植物の進化を無視した近代科学が新しいウイルスをもたらした原因の一つではないだろうか。

地球上の生きとし生きるものが太古の昔から享受してきた美しい空気と、そして自然の恵みである食糧、食物連鎖の長い自然の営みを変えてしまったのは、我々人間であることは否定の出来ない事実である。

鶏や豚が食している餌のとうもろこしは、ほぼすべてが遺伝子組み換えによる食糧である。多くの科学者が、動物やその動物を食する人間への健康被害を警告してきたにもかかわらず、時代の流れはいっきに遺伝子組み換えの飼料作物へと突っ走ってしまった。

新型ウイルスの発生原因は今後解明されていくだろうが、食をないがしろにしてきた人類の軽率さが間違いなく原因の一端を担っているような気がする。自然界の虫が食しようとしない大豆やとうもろこしが、動物の身体にいいはずがない。

人類は知恵を持った霊長類として、人類を宇宙空間に運ぶことが出来るようになった。ケータイやパソコンの情報網が世界を駆け巡っている。しかし一番大切な食について、深い知恵を持とうとしなかったことがことが悔やまれるのではないだろうか。

我々は科学を妄信してはいけない。縄文の時代より大切にしてきた、森や動物達の恩恵をもう一度思い出すべきである。

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