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2009年3月 5日 (木)

いい笑顔だった

不安というのは強迫観念の同義語だろうと思う。生きて行くうえで、人生にブレーキをかけるのが不安だ。いろんなところから不安は訪れる。親の一言だったり、友人の言葉だったり、先生の励ましさえも不安の感情を煽ってしまうことがある。

「良い学校に行かないと就職がたいへんだぞ」 「こんな順位じゃ○○高校は入れないだろう」 励ましのつもりが、子ども達の心の中には不安の風が吹き荒れる。

希望の反意語が不安、いや、神心の反対語が不安という感情を表す言葉だ。例えば、マンガ家になりたいと思っている少年に、「君の絵はぜんぜんダメだね。そんな落書きをする暇があったなら、漢字の一つでも覚えなさいよ」そんな言葉で少年の人生の希望の半分は奪われてしまう。

マンガ家になる夢が奪われるのではなく、生きるエネルギーを奪われてしまうのだ。私は漢字一つを覚えようといやいやエンピツを動かす少年の姿よりも、好きな漫画を描いている少年の瞬間の方が好きだ。

私はずいぶん長く音楽をやってきた。学生の頃、塾教師を始めた頃、「そんな音楽をやっている時間があるなら、何か資格でも取ったら」そんなアドバイスをもらったことがある。そんな日は朝まで酒を浴びたものだ。

言霊(ことだま)じゃないけれど、『生きる』とは『いい気』を得ることだと思う。希望や夢のない人生は、たとえ堅実であってもどこかにはかなさがつきまとう。

私が音楽を続けてこれたのは家内の励ましのおかげだ。本音かどうかは分からないが、新しい曲を作って聞かせると、必ず褒めてくれる。「そんな曲を作っている暇があるなら、壊れた床を修理してよ」などとは決して言わない(・・・笑い)。結婚後のほうが自分で言うのもなんだが、いい曲が作れた気がする。

なんでもいい、一見無駄だと思うことでも、一生懸命やっていることを褒められたり、認められたりすれば、他のことも頑張ろうと思うのが人間ではないだろうか。

先日自習室で、ものすごいスピードでケータイのメールを打っていた女子生徒がいた。「すごい速さで打てるな。神業だな」と私が言うと、にこっと笑った。とってもステキないい笑顔だった。

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