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2009年3月 3日 (火)

部活に思う

この『大験セミナーわくわく日記』のサブタイトル、ブカツブログにちなんで、今日は中学校の部活のあり方に少し意見を言わせてもらいたい。

岩手県は3年前より県立高校のスポーツ推薦制度を導入した。定員の10パーセントがその推薦枠である。それに加え、今年度の入試より県内体育学科のスポーツ推薦枠が定員の50パーセントに拡大された。結果良い意味でも悪い意味でも各中学校の部活動がヒートアップしている。

スポーツが出来て、勉強も学年でトップクラスという中学生は確かにどこの中学校にもいる。しかし、そういった彼女、彼たちを基準に子ども達を指導することは、ときに危険性をはらむことがある。

体力や精神力、何よりも家庭環境が違う。精神論を振りかざしても、それが背中を押すどころか子ども達の心に刃物のごとく突き刺さることもある。

私の塾にも部活動で優秀な成績を収め、なおかつ勉強の成績もトップクラスの中学生が毎年入塾してくる。時に彼等の会話を聞いていると、いたわりに欠ける発言があったりする。私は、公式試合に出ることもなく、補欠として3年間終わっていく同級生や下級生の気持を考えた言動をするようにと、諭すことがある。

中学生はまだまだ子どもだ。有頂天になると、ややもするといたわりや他人の痛みを思う心を失ってしまう。自分が一番だという自信は確かに大切なのだが、試合や練習は一人で出来るものではない。相手がいてはじめて成り立つものだ。決して自分ひとりの力で勝利を勝ち得たのではない。

毎日送迎をしてくれる家族の協力。仕事を犠牲にしてまで教えに来てくれるコーチの存在。そして何よりも部活の仲間に感謝を忘れてはいけない。

「あの中学校の部活に入っても弱いチームだから練習にならない」と言って、部活に入らずクラブチームに所属する中学生が市内でも増えている。硬式野球やテニス、卓球などがそうであるが、私は勝つことが最終目的のスポーツならば、最初からスポーツをやる資格などないのではないかと思っている。

県内に例えばい1000人のプレーヤーがいるならば、優勝するのは当然ながら一人しかいない。999人は無駄な練習であり、無駄な部活動だったのだろうか。そうではないはずだ。地区予選一回戦で負けた中学生にも、彼等の涙と汗のドラマがある。部活動とはそういうものではないだろうか。

負けたものは、勝者の引き立て役などではない。負けて学ぶ哲学が部活にはあるのだ。

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