一日が過ぎて行く
私は妻に「あなたは幸せよね~」とよく言われる。
仕事場でジャズを聴きながらブログを書いたり、生徒がいない時にはギターを片手にブルースを歌っている私の姿が、きっと優雅に見えるのだろうと思う。また、誰に強制されることなく、塾教師をやっている私の日常を見ての妻の感想だろうと思う。
毎日軽トラックにゆられ、自宅と塾を往復する日々。一日に38キロの道を20年間走り続けた。20年間で延べ277400キロを走破した。
残念ながらコガネを蓄える余裕などなく、日々綱渡りのような生活だけれど、何とか二人の息子を育て、家族を養ってくることが出来た。これも毎年私の塾に勉強しに来てくれる塾生あってのおかげである。本当に感謝している。
塾の仕事は朝から夜まで働き続ける仕事ではない。特別講習の期間以外は、私は朝7時に目覚め、6キロ離れた中学校に息子を送って行き、8時半にコーヒーを片手にPCに向かう。
新芽が山に出れば山菜とりに出かけ、農繁期は田んぼに出かける。それ以外は比較的のんびりと時を過ごしている。
昼食を食べた後は15分ほど昼寝をし、1時半には家を出る。途中いつものコンビニに立ち寄り夕方のおやつを買い込む。2時半までには塾に入る。それから生徒がやって来るまでの時間は、日々色々である。来客がある日もあれば、仕事の打ち合わせがあったり、ご父兄との面談があったりする。
4時過ぎからポツリポツリと生徒達がやって来る。5時半、講師の先生がやって来る頃には、教室も活気に満ちてくる。夜9時半、たいていの指導が終了する。私は10時前には塾を後にし、途中国道沿いの古本屋に立ち寄ったり、時に夕食を食べたり、夜11時前には帰宅する。
PCの前に座り、その日のメールをチェックし、返信すべきものは返信し、風呂に入り、12時半には床に着く。そんな日がほぼ毎日365日続いていく。
そんな日常が幸せなんだろうなとしみじみ思う。感謝である。明日、開塾20周年を無事迎えることに、さりげない感動を覚えるかねごんである。
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