頑張れパパ先生!
もうすぐ3月が終わる。偶然なのかそれとも何か縁があるのか、今月新学年の入塾申し込みの9割の生徒の親御さんが学校の先生であった。こんな年も珍しい。高校の先生、中学校の先生、そして小学校の先生。皆親御さんが教員の方々である。
実は申込者の保護者のほとんどが私のブログを読んでいただいていた。冷や汗ものである・・・。学校教育のありかたにかなり過激な発言をやってきたような気がするが、そんな塾の代表がいるところでもいいのだろうか・・・恐縮ものである。
気になるのは入塾してくる生徒のほとんどが、某フランチャイズ塾からの移動組みであることだ。さすがに学校の先生方なので、その塾の悪口など一言も言わないけれども、何かがその塾で起きているに違いない。
成績が上がらないので塾を辞めると言う理由なら、私の塾でも10人ぐらいはとっくにやめてしまっているはずだが、今月いっぱいでやめるとは誰も言ってこない。それどころか「入塾テストを僕達も受けるんですか」などとチンプンカンプンなことを言っている(・・笑い)。
実は私は自分の子どもの悩みをこのブログでずいぶんと告白してきた。よそさまのお子さんは指導できるが、自分の子どもは教える時間もないし、仮に教えようとすると反抗丸出しでさっぱり親の話を聞かない的な内容の記事だった。ひょっとしたらそんなあたりが学校の先生に共感を持ってもらったのかも知れないと勝手に想像するかねごんである。
ちなみにこのブログを多くの先生方が読んで下さっていると思うのだが、部活を担当していれば土曜日も日曜日も家に居ることはなく、日々会議が長引けば夜の帰宅も遅い。子どもが高校入試の頃ともなれば、ちょうど教頭職や管理職につく年齢で、時に単身赴任を余儀なくされる。間違いなく自分の子どもの勉強をみてあげる時間はない。それが昨今の先生方の実状ではないだろうか。
いつも夜の11時ごろ帰宅する私は、そんな先生方の気持がよく分かる。塾教師とて同じである。逆に毎日子どもの受験勉強を見てあげている現役の教師の方がいるならば、心から尊敬するし、すごいな~と思う。丸一日授業をしてきて、自宅で尚且つ息子のために教える気力は残念ながら私にはない。従って大変なことになっている。本当に深刻である・・・・。
「よその子どもばかり見てないでうちの子どももみてあげてよ!」なんて奥様から切れられているパパ先生もおられるのではないだろうか。う~私にはよ~く分かるのである。私がそうであるからである・・・・・。
かねごん先生、こんばんわ。
先生はね、迷いが感じられないのですよ。
人間ですから、いろいろな悩みがあるとは思いますが、本
質的な部分で迷いがないのですよ。
今の教員の人たちはいつも悩んで、迷っているんですよ。
塾屋はね、教員の人たちのように変な理屈で悩まないとい
うのが良いんですよね。
私の子供も先生の塾にやりたいくらいですよ。
入塾テストは合格しないでしょうけどね。
(かねごん)
とよ爺先生コメントありがとうございます。
ある意味そうかも知れませんね。悩みや迷いを模索するにしても、最初から失うものがないですし、自分で切り開いて行くしかないのが塾屋ですよね。
怖いもの知らずの破天荒さが、ひょっとすると学校の先生方には不思議な存在に見えるのかも知れません。でもここ1,2年の大胆さは、間違いなくとよ爺先生の影響が大です(・・笑い)。
今後とも先生の後を追従させてください。
投稿: とよ爺 | 2009年3月30日 (月) 01時27分