言葉の力
心はココロだ。文字通りコロコロ変わり転がりだす。
世の中に不変なものなどない。我々人間も成長し年を取り、そして自然に帰っていく。
塾で仕事をしている私は、子ども達のやる気や感情がコロコロ変わるのに遭遇する。周りの視線や言葉や世の中の風で一瞬に変わる。季節が巡るように。星が巡るように。
時代がどんなに変わっても、いろんな物が満ち溢れても、変わらないものがある。それは幸せを希求する心だ。
平和な時代も、戦争の時代も、いつの世も心は幸せを希求する。人は幸せになるために、時に我慢をし、時に戦いを挑み、時に祈る。
教師の仕事とは、幸せになる方法を子ども達と模索することだと思っている。心はココロだから、それを支える言葉が我々には必要だ。
コロコロ転がりだす感情や、精神の移ろいを繋ぎ止められるのは、言葉の力だ。
言葉を多くの子ども達は待っている。優しさや励ましを待っている。生きて行く意味を実感する言葉を子ども達は求めている。
だから我々大人は、タイミングを逃してはいけない。子どもたちの心をただ傍観してはいけない。旅立ちの季節だからこそそっと勇気のある言葉を贈りたい。
塾・予備校ブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをお願いいたします o(_ _)oペコッ
大験セミナー春期講習ご案内http://daiken.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-a8aa.html
« 故郷のエネルギー | トップページ | 一関高専合格発表 »
「言葉」カテゴリの記事
- 姥捨て山の風習から生まれた言葉(2016.09.16)
- 植物は人間の言葉や感情が分かるのかもしれない(2016.06.09)
- 希望と欲望は違いますね(2016.05.29)
- ヘンリーという経済用語をご存知ですか(2015.12.12)
- 勉強が出来る出来ないは個性だよ(2015.10.29)
コメント