高専入試問題
一関高専の入試の前日、T君の指導をしていた。10年間の5教科の過去問も終わり、何をやろうかなと考えていた時、ふと理科のまとめがいいかなと思い、中学理科の基本項目のまとめ演習をやることにした。
このT君、塾でも有名な秀才である。同じ中学校の同級生から「何でおまえ塾に来てるんだよ、必要ねだろう」と言われるくらい、必要なさそうな生徒である(・・・笑い)。しかし塾の空気感が気に入ったのか、休まず来てくれる嬉しい生徒である。
プリントが終わり唖然とする事実が発覚した。水の電気分解というまったくもって基本中の基本のところで、T君がボンミスをした。2:1で分かれる水素と酸素の電極を反対に覚えていたのである。
「え・・・・・・?」という私の表情にT君も反応した。「やばい反対に覚えていた・・・」とT君。「入試問題でなくてよかったな、気をつけろ」と私。
そして高専の入試が新聞に掲載された昨日、私は驚いた。理科の一問目は水の電気分解だった。電極を間違えれば、一問目はすべて全滅するところだった。
長く塾をやっているとこんなこともある。
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