政治の愚策
地方経済が困窮している。大手自動車会社が人員整理を発表したことにより、地方都市の子会社や孫会社が廃業に追いやられる危機が生じている。
失業率もここに来て急激に悪化している。1929年以来の世界恐慌の到来ではないかとの不安も広がっているが、50年近く生きてきた私もこんな不況は見たことがない。高校生の就職希望者の内定率が80パーセントを割った。痛ましい状況である。
宮城県は県職員の全給料5.5%の削減を打ち出したが、私から言わせれば遅すぎる対応だ。企業のボーナスカット、給料の昇給カットが近年続いてきたが、とうとう正社員の人員整理が始まった。
政府の経済対策が無策のまま進行し、まさにぶざまさが露呈している。
私は国会議員の給料70%カットを提言したい。それでも本当に政治をやりたいと言う人に、政治を委ねたらどうだろうか。タバコをくゆらせ黒塗りの車に乗ってふんぞり返っている場合ではない。
ここに消費税アップがやってきたらたまったもんじゃない。
500万円以上の自動車や、100万円以上の旅行ツワー、7000万円以上の建売住宅に、20%~30%のセレブ消費税を導入すればいいのではないだろうか。お金持ちからお金を取らないで、年金生活者や薄給のパート生活者をいじめるのはいい加減にしてもらいたい。
日本の政治家の愚策にはもうこりごりである。
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