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2009年1月22日 (木)

チラシは有効か~とよ爺先生の記事より~

いつも教育に対して感性の鋭い真摯な記事を更新続けている、我がブログの師とよ爺先生が本日のブログで塾チラシの記事http://toyojie.jugem.jp/?eid=2504#commentsを書いておられた。多くの方からコメントが寄せられており、とても勉強させて頂いた。

記事の中でとよ爺先生の奥様が指摘しているように、新聞を購読する家庭が減ってきている。特に若い世代だけの家庭ではそれが顕著である。パソコンで大手新聞の三面記事は見ることが出来るし、地方紙も何日か遅れではあるが読むことが出来る。

そうすると、小学生や中学生がいる若い世代では、新聞をあまりとらないので、塾チラシも有効ではないと言うことになる。

実は我が塾もほとんど新聞チラシは入れない。2年前より電話帳広告もなくした。『20年間も塾をやってきたのだから、市内の方々は認知してくれているだろう』と言う理由からではない。生徒間及び保護者の方々の口コミが一番の宣伝媒体だと考えるからである。

かつてのように電話帳やチラシによる飛び込みの生徒はほぼ皆無である。ネット上の口コミや、HPでの検索による塾探しが主流になっている。

前回のブログに、一銭にもならないブログの日々と、私は自虐的に書いたのだが、実はこのわくわく日記を読んで入塾していただいているケースも増えている。ゆえに、これは私の立派な仕事なのだとつぶやいているのだが、家族の冷たい視線を浴びながら家でキーボードを押しているかねごんである。

市内の大手のフランチャイズの塾は、怒涛のごとくチラシを入れてくる。年間どれだけの広告料をつぎ込んでいるのだろうか。その費用を補うべく月謝はやはり高額である。我が塾と比較するのも心苦しいが、同じ指導方法で時間数で、3倍近くの月謝の塾もある。

フランチャイズの塾は、地域性によって若干の月謝の変動はあるようだが、全国一律が原則のようで、地方経済が困窮している昨今、塾離れが進む中、厳しい対応に追われているようだ。・・・などと人事のように言っている我が塾も、この20年間薄氷の上をどうにか歩き続けてきた。

新聞と言えば、今日の岩手日日新聞の朝刊に恥ずかしいくらいでかく私のライブの写真が載ってしまった。本当に恐縮である。多くのメールや電話を朝から知人より頂いた。と言うことは地方紙は結構読まれているのではないかと思う。

・・・・ふむふむ・・やっぱり苦戦しているのは大手なのだろうか・・・・・。

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コメント

こんばんは、いつも取り上げていただいて有り難うござい
ます。
私の塾は毎年、新年度にチラシを入れていましたが、今年
は形を変えようと思います。
私の街は不況なので、お子さんを預けていただいている感
謝を忘れることなく、無駄遣いはやめようと考えています。
自分たちの汗を広告にしようというところです。

かねごん先生のブログは、非常に内容が濃いのでブログに
共鳴される方が多いのでしょうね。
私は塾屋のくせして誤字・脱字が多いと怒られてばかりい
ます。

しかしわれわれの思いや考え方をはっきりすることは子ど
もに関わる私たちにとって、とても重要な事だと思います。
読んだ方が納得して預けていただけますから…。

ブログはチラシを書くことより、数段大変です。
お互いに刺激を与えあいながら、これからも頑張りましょう。


(かねごん)
とよ爺先生のブログはいつも刺激を受け、塾教師としてのやる気や、頑張る心をばしばしもらいます。
先生は若い世代のためにメッセージを書いていると言われますが、十分我々の世代にも強烈なインパクトを与えてくれています。ベテランになってくると、自分のやってきた指導方針や教育思想に固執しがちになりますが、常にフレキシブルでいないといけないな~と先生の記事を読んで思います。今後もどうぞご指導ください。

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