夕暮れ時の訪問者
11月も末に入り、日がいっきに短くなってきた。4時半も過ぎると暗くなる。
最近は寒さも加わり、自転車で塾に来る生徒が少なくなった。自動車で送られてくるか、直接学校から歩いてくる生徒が増えた。
先日焼き芋やさんが近くを通ったので、男子生徒に頼んで買ってもらった。塾で食べるんだといったら、いっぱいくれたよと言って、1000円分が3000円分ぐらいの焼き芋を抱えて戻ってきた。
みんなおなかいっぱいになり、夕食が入らないと言っていたが、私も入らなかった。
大判焼きの差し入れがあったり、りんごの差し入れがあったり、コーヒーの差し入れがあったり、塾生の保護者の皆さんにはたいへん気を遣ってもらっているが、まったくお構いなく。「何か食べるものないかな~」などと言っているのは単なるジョークですので・・・・
学校での三者面談が始まり、推薦等の話題が塾でも頻繁になってきた。普通高校に進学すべきか、専門学科のある高校にすべきか迷っている塾生もいる。
毎年塾生及び保護者の方々にお話してきたことだが、志望校とは、本人が志を持って受験に臨む学校である。少々の成績や順位のアップダウンはこの時期あって当たり前である。今入りたい高校を替えることなく、わき目を振らず、勉強に励んでいただきたい。
ところで、この写真ではわからないが、夕暮れ時毎日5、6匹の蝙蝠(こうもり)が塾の周りを飛び交う。きっと近くにねぐらがあるのだろう。ツバメぐらいの小さな蝙蝠である。意外と生徒は誰も気づかない。音もなく飛び交う数匹の蝙蝠たち、実は19年前に塾を始めて以来、毎日夕暮れ時を告げてきた私の友達である。
彼らが飛び交うと、塾生がやって来る時間である。
ちなみに私の友人である学び舎主人の教室には、蝙蝠が時に舞い降りるらしい、ひょっとしたら学び舎主人は黄金バットかもしれない・・・・・。
(追伸)
北国岩手に桜が咲きました。塾に来る途中、工業団地の桜の木が満開になっています。狂い咲きでしょうか。確かに朝晩はとても寒くなりましたが、昼はぽかぽか陽気が続いていました。驚きです。蝙蝠も飛んでくるはずです。
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