我が家の家訓
先月愛車の軽トラックの車検が無事済んだ。21年目に突入である。車検代が修理費を入れて15万円を超える時は中古の軽トラックを買い換えようと考えていたが、元塾生の保護者の方がやっている自動車さんということもあり、修理代を含め8万円ほどでやってもらった。出費が少なく助かったかねごんである。
先日ブログでも書いたが、家の百日紅の木を枯れ木と間違えて切ってしまった頃、私は1970年製造の西ドイツ製のフォルクスワーゲン・ゴルフに乗っていた。これがまたポンコツで、家から塾までの18キロの道のりの間、必ずボンネットを開けペットボトルで水を冷却器に入れないと、オーバーヒートをしてしまう代物で、大変だった。
これも26年目の車検の時に、車体番号が磨耗して消えていたことで車検が通らず、継続を断念したことがあった。そのことがあったものだから、軽トラの車検も心配していたのである。
話は飛んで今年の夏、お盆の頃、実はその1970年製造のそれもモスグリーンの同じタイプのフォルクスワーゲン・ゴルフに、駅前の交差点で遭遇したのである。運転していたのは70過ぎのおじいさんであった。車は見事にボロボロにさび、トレードマークのWが擦り切れてWだかNだかわからない状態だった。40年近く現役で走ってきたわけで、感動してしまった。
何度修理を重ねてきたのだろう。今はパソコンで西ドイツ製のワーゲンの部品も見つけやすくなったが、それにしても凄まじい。
私はその日何か物の怪に取り付かれたようにぼ~としていた。自分の若き日を思い出していたのである。あのゴルフで息子を幼稚園に送り迎えをしていた日々を・・・私も若かった・・。
それにしても私にとって車は、移動手段以外の何物でもない。とにかく動いてくれるだけでありがたい。
私が今使っているPCも今年一度メルトダウンしてしまった。スイッチもはずれ、傷だらけのPCだが、とりあえずブログを更新できる状態をなんとか保っている。
我が家の家訓、とりあえず動けばいい!! そんな感じで今年もいよいよラストスパートだ。
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