月日は過ぎて
昨日は頭痛とめまいに襲われ、午前中いっぱい寝ていた。このところ土日の休日がまったく無く忙しかった。疲労が蓄積していたのだろうと思う。こうやってまたブログを打てるところをみると回復をしたような気がする。
我が家の長男は来春の就職内定に向けて、本日から東京の会社見学に出かけた。どちらかと言うと修学旅行気分なのだろうが、一応スーツ姿になれないネクタイを絞め、いそいそと3泊4日の旅行に旅立っていった。
スーツ姿の息子を見ると、子育ての長い年月がほんの一瞬のように感じられる。七五三でお宮参りに行った遠い昔の日が、つい昨日のことのように思われるから不思議である。親の口から言うのもなんだが、ぐれることなく素直に育ってくれた。人前でしゃべるのが苦手で自己主張に欠ける所がたまにきずだが、自分のやりたい道に進んで行って欲しいと思う。
「親の恩は子どもに返すのだよ」私の亡くなった祖母が生前口癖のように私に語ってくれたものだ。親に楽をさせたいと思っても、30代40代は、子育てや仕事に多忙で、なかなか親孝行までとはいかない。50にもなり子育ても終わり、余裕が生まれ親孝行とでも思ったときには、すでに天国に行ってしまっている。それが世の現実ではないだろうか。
親から頂いた恩は子どもに・・・・・。まさにその通りだと思う。子どもは親の無償の愛があって育っていくものである。愛は子どもへとバトンタッチされ受け継がれていく。
この時期、近隣の川をサケが産卵のために上ってくる。子を残すためにボロボロになって上ってくるサケの姿を見るのは本当にじ~んとくるものがある。人間も負けてはいられない・・・。
昨日、教室の窓から眺めた川土手の夕焼けはとてもきれいだった。
こんな夕暮れを見ていると、心がじんとしてくる。毎日の生活が何気なく流れていくけれど、自然の豊かさや美しさには、到底人間はかなわないな・・・・・
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