女子高生プロ野球選手誕生
来年4月開幕予定の「関西独立リーグ」のドラフト会議が16日、大阪市内で行われ、神奈川・川崎北高2年の吉田えり投手(16)が神戸9クルーズから7順目指名を受けた。入団する意向で、男子と同じチームでプレーする初の女性プロ野球選手が誕生することになった。漫画「野球狂の詩」で女性の水原勇気投手が、プロ野球を舞台に左下手投げから魔球「ドリームボール」で活躍したが、吉田も右下手投げからのナックルボールでプロの世界に挑む。
日刊スポーツ2008年11月17日
下投げのナックルボールを武器に、小柄な女子高生がやってくれた。漫画「野球狂の詩」は私も子どもの頃読んだ大好きな野球漫画だった。現実には絶対ありえないだろうなと思っていたが、とうとう日本の野球史に、女子のプロ野球選手が誕生してしまった。本当に驚きであり、賞賛をしたい。
吉田えりさんは、高校1年の時から進学先に「プロ野球選手」と書いていたとのこと、自分の夢を球種とは違って、直球勝負で叶えたことになる。
アメリカ大リーグ・レッドソックスのウエークフィールド投手のナックルボールを真似て練習したと言うが、独学で習得するとは物凄い。お兄さんやお父さんの影響で始めた野球、娘さんの夢を本気でバックアップした家族の努力も並大抵のものではなかったと思う。
今回の快挙が刺激になり、中学校の野球部に入部する女子生徒が増えるのではないだろうか。運動神経や反射神経は女子も男子もそう変わりがない、問題は体力と怪我の問題だ。打撲擦り傷は日常茶飯事、娘さんをお持ちのお父さんなり、お母さんが男子生徒と対等にしごかれる娘さんを直視出来るかどうかが、正念場のような気がする。
今年のオリンピックの柔道、ソフトボール、そしてサッカー。日本女子スポーツ界の活躍は本当にすばらしいものがある。それも精神的な強さが光る。男子も見習って欲しい。
我が塾にも部活命の女子生徒が多くいる。県トップレベルのアスリートも在籍している。あらためて、塾生に告げよう。夢は叶う!!
There is a will, there is a way !
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昨日はご心配のコメントいただきありがとうございました。
さて、女子校生プロ野球選手誕生の話題ですが、アンダースローのナックルボーラーという点が興味津々です。プロでどのくらい通用するのか、先発かそれとも中継ぎか、わが家では息子と激論になっております。
息子は野球部でないにも関わらず、野球オタク状態でプロ野球選手の成績にやたら詳しくなり、シーズン中はごひいきの楽天および広島の試合結果に一喜一憂という日々を送っておりました。
「先発したって7回までもたないよ」とか「決め球がナックルだけでストレートで勝負できなかったらだめじゃん」と彼は否定的ですが、プロのスカウトが見込んで獲得したからには、ただ者ではないはずと私は期待しております。単なる客寄せパンダではないと思いますが。
(かねごん)
学び舎主人様いつもコメントありがとうございます。
ずばり勝負どころの中継ぎのワンポイントでしょうね。心配なのはソフトボールと違って硬式のボールはかなり危険ですので、打たれたときのボール処理が心配ではあるのですが、そこは練習量でカバーするでしょう。彼女が一軍のマウンドにあがる日が来ることを祈ります。
投稿: 学び舎主人 | 2008年11月19日 (水) 09時25分