『カブトムシ』
教室が混んでいる時はもちろん生徒も言わないが、生徒が一人二人となると待ちかねていたように、「先生久しぶりに歌うたって」と言うリクエストがやって来る。塾生にとっては久しぶりでも、何人かのかねごんブルースファンが、それを一ヶ月に一回やられると結構の回数になる。最近は10日に一度は歌わされている。
勉強の休憩と称してのリクエストであるが、子ども達が癒されるというのならまあいいだろうと言うことで、休憩ミニライブをたまに教室でやっている。
今夜も勉強が終わって帰ろうとした塾生が、私と講師の先生しか居ない状況を見るや否や「先生一曲やって」ということで、『カブトムシ』をリクエストされてしまった。
『カブトムシ』は5年前、教室を建て替える時に、借りていた仮教室のアパートで秋に作った曲だった。次男がまだ小学校3年生で、夏休みに一緒にカブトムシをとりに出かけたり、田んぼで蟷螂(かまきり)を捕まえたりしていた頃で、そんな思い出から生まれた歌である。2時間ほどで作った曲だったが、小学校の公演や塾内でこれほど好評を得るとは思わなかった。
CDアルバムを出してとの声が多く、嬉しいのであるが、手作りの録音ミキシング室(我が家の物置)が地震で崩壊し、録音機材がめちゃめちゃになり、片付けてしまった。ゆえにデモテープが作れなくなり今に至っている。私がブログを一週間ほど休み、市内のスタジオを借りて編集等をやればいいのだろうが、どうもブログを休む勇気もなく、うじうじしている。あいかわらずの優柔不断なかねごんである。
かつてこのブログで塾生の要望で『カブトムシ』の歌詞を掲載したことがあるが、今回もう一度ここに書きしたためました。生徒諸君歌ってみてください。
1
僕が飼っていたカブトムシ
ある日動かなくなっていた
お医者さんに診てもらいたいけど
僕の貯金箱には30円
肩たたき券を10枚作って
パパとママに買ってもらったけど
130円でカブトムシ治してもらえるかな
暑い暑い夏休み
一生懸命さがしたカブトムシ
町のデパートで買ったんじゃない
僕が見つけたカブトムシ
2
残念ながらカブトムシ
天国にいちゃった
そのかわりカブトムシのおうちには
めすのカマキリ飼っている
めすのカマキリさんひとりじゃ寂しいだろうと
おすのカマキリさん入れてあげた
次の朝おすのカマキリさん消えてしまっていた
どうしてなんだとパパに聞いたら
女は強いと一言
あとで知ったことだけど
メスのかまきりはオスを食べちゃう
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かぶとむし、とっても素敵な歌詞ですね!
(かねごん)
terakoya先生コメントありがとうございます。この曲がCDになりましたらぜひ聴いてください。まだ未定ですが、完成しましたら贈らせていただきます。
投稿: terakoya | 2008年10月15日 (水) 13時26分