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2008年10月21日 (火)

永遠の旅人

水を求めて、数十キロもアフリカの大地を移動する像の群れを見たことがあるだろうか。そこにしか命を繋ぐ水がないことを知っている像たちは、自分の命を生き続けるために途方もない旅を続け、歩み続ける。

少年達よ君達も同じだ。命を繋いでいくために、時として危険な旅に出なければならない。

親の庇護は安らかで居心地がいいだろう。しかし温かいミルクと暖かいベットがいつまでも用意され続けることはないのだ。

やがて命あるすべてのものは、老いて朽ち果てていく。君達には永遠に思えるかも知れないこの時代が、実は一瞬のきらめきであることを知っているだろうか。君達が大人になって今の時代を振り返った時に、自分達が途方もない可能性の中に生きていたことにきっと気づくだろう。

君達の何人かは、それをいとおしく振り返り、また幾人かは歯軋りをするような思いで振りかえるかも知れない。

水を求めて移動する像たちの中には、群れをはぐれ道に迷ってしまうものがいる。それは時として命を失うことを意味する。

多くの人間がなぜ皆、学ぶために学校に行き、そして仕事に就くのか、それは生きるためだ。言葉を変えるならば輝くためだ。もしそのことを拒絶して生きて行こうと思うなら、生きて行く道はとても険しい。

人生は楽しむべきだ。でも我々人間は神様のように完璧な存在じゃない。だから多くの矛盾を抱え生きている。

人生を楽しむための学びが死にたいほどつらいときがあったり、愛することの切なさが苦しみの種になったりするのだ。

普通に学校に通える国に生まれたことに感謝し、いつもご飯を食べられることに感謝し、そして塾に通わせてもらっていることに感謝してみよう。君達を導く人生のナビゲーターが、きっと水を得た魚のようにいきいきと君達を幸運に導くだろう。

人生の中の一瞬は、当たり前のことだけれどただ一度きりの一瞬だ。二度と戻ってくることはない。純朴に自分の気持ち(ハート)に耳を傾けてみるといい、君の本音が聞こえてくるはずだ。

君達はアフリカの大地を旅する像の群れを見たことがあるだろうか。水を得て、草を食べ尽くすと、また命を繋ぐために長い旅が始まる。

そしてまた我々人間も永遠の旅人である。

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