最近のトラックバック

« 田舎個人塾の良さ | トップページ | 子どもの気質 »

2008年10月 5日 (日)

塾内睡眠?

我が塾に通ってきている生徒で、教室で必ず10分は寝る生徒がいる。それも苦手な英語の勉強となると瞑想状態に入ってしまう。目が覚めた後はすっきりするようで、何事も無かったかのごとく、再び演習に復活するのであるが、私が目を離したすきに瞬時に意識が遠のいている。

本人に話を聞いてみると、塾に来る日は部活の朝練習があって、いつも5時起きなのだという。ゆえに夕暮れ時の塾の時間は睡魔が襲うらしい。

私が他の生徒を指導している間に睡魔に襲われ、鉛筆を握りしめたまま意識が遠のいて行く生徒が一週間に2,3人はいる。1,2二度は注意を促し、意識を回復させるのであるが(・・・笑い)、3度目以降はスヤスヤと眠るままにさせておく。

起こしたところで頭はボケボケ状態だろうし、月謝を払ってもらって塾に来ているのに、寝てしまったという後悔の念は無いわけではないだろうから、本人の自覚に期することにしている。怒鳴っても始まらない。逆に勉強をしている回りの生徒の気分を害するだけである。

塾生に就寝時間を聞くと、遅すぎる。12時前に寝る中学生が少ない。テレビ、ゲーム、パソコン、携帯、漫画本、遊びの誘惑が日々襲いかかる。寝たくても眠れない精神状態が日常化していく。そして朝はぎりぎりまで寝ている。ゆえに朝ごはんを食べる時間がなく、学校へダッシュ。

我が家も、人様のことを言える状況ではないが、激しい部活をやっている生徒には、最低6時間以上の睡眠は必要である。成績のためではない、健康のためである。若さを過信した体の酷使は、後で負担がやって来る。ゆめゆめ忘れてはいけない。

私もさまざまな雑用が重なり、睡眠を確保できなかった翌日などはたいへんである。塾生達の質問も無く、カリカリと鉛筆の音だけが響くような時間帯はやばい。思わず意識が宇宙に彷徨い、かねごん星に帰還する状況になってしまう。気をつけなければ・・・・・。

受験勉強の眠気覚ましに、カフェイン錠剤を呑む生徒を見かけるが、やめたほうがいい。百害あって一利なしである。眠い時にはまず寝ることである。無駄な時間を過ごして遅くまで起きている習慣と決別すべし。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ塾・予備校ブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをお願いいたします

« 田舎個人塾の良さ | トップページ | 子どもの気質 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 塾内睡眠?:

« 田舎個人塾の良さ | トップページ | 子どもの気質 »