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2008年9月 5日 (金)

トップの資質

企業や組織体の浮き沈みは、トップに立つ人間の力量が左右する。国家に置いてもしかりである。先進国の中でこれほどまでにめまぐるしく国のトップが交代する国もない。

交代するたびに、国が良くなって行くのならまだしも、国債という名の借金は増え続け、国民の経済格差は旧社会主義国家のように広がり、保険問題や、教育問題が山積している。何一つ抜本的な解決策が講じられることなく、またバトンタッチである。

国や国民のための政治ではなく、自分達の政権を守るための政治、議会制民主主義の本管が完全に揺らいでいる。

かつて私は、なぜ繁栄した家系は3代で傾くのかというテーマを書いたことがあるhttp://daiken.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_1102.html。簡単に言ってしまえば、お金に不自由がなく、苦労することの本質を学ばないで三代目が育てられてしまうので、生き抜くパワーが不足してしまうという、ありきたりの結論に到達してしまうのだが、まさしく今の政治家はその状況である。

苦労を知らないのである。今回の福田氏、前回の安部氏、その前の小泉氏、共通点は明白であろう。自分で政治の道を開拓してきた人間は一人もいない。二世、三世議員である。親もしくは祖父が築き上げた政治の基盤を引き継いできただけである。お坊ちゃま育ちである。従って辛くなるとダダをこねてすぐ辞めてしまう。困ったものだ。

学問だけで学んだ政治理論が通用するほど、現実の社会は甘くない。それは教育にも言える。机上の学問は、所詮それだけのことで、人情や振り子のように揺れ動く人間の感情や情念、そして社会状況を把握する力量は、経験値がなければ最後の砦は越えられない。私はそう考えている。

社長職もしかり、学校の校長職もしかりである。トップに立つ人間には、トップに立つ人間の資質が要求される。

まず想像力である。他人の気持ちや社会が醸し出す時代の空気が読める人間でなければならない。

次にリーダーシップである。人を魅了する個性がなければならない。知性や感情の豊かさは言うまでもなく、人と接する時の、言葉の強さ優しさがなければならない。

勝負運である。このブログで何度も繰り返してきたが、日頃の思いや言葉はその人間の運命を形作る。絶対的な強運を引き付ける人間は、未来のピジョンが常にインプットされている人間である。

いつでもどこでも自分の進むべき道を描ける人間、それがトップに立てる人間の資質であり、気質であると思う。総理候補にそれぞれが名を連ねてきたが、明確な日本の進むべきピジョンを持っている人間、世界の空気感がしっかり読める人間にぜひなってもらいたい。

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