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2008年9月17日 (水)

前世の記憶を知っていますか

前世の記憶ではないかも知れないが、フラッシュバックのように去来する風景がある。暑い日の風景だ、蝉時雨がやかましいほどで、棺桶を運んでいる数人の前を坊さんが歩いている。それが私なのか定かではないが、袈裟をまとっている坊主である。脈絡もなく小さい頃から突然私の脳裏に現れる映像だ。

もう一つ、広い本堂らしきところでお経をあげている住職らしき後姿が、私の記憶の中から現れるときがある。その雰囲気がとても古いのだ。鎌倉だろうか平安だろうか。不気味さというのはないのだけれど、しばし不思議な感覚にとらわれる。

この話は家内にもしたし、何人かの友人にも話したことがある。

10年ほど前になるが、市内のとある古本屋で真言密教の専門書を見つけた。空海聖人直伝の密教の奥義が記されていた。4万円もする本だったので、ちょっと流し読みをしただけだったが、印を結ぶその秘法になぜか懐かしさのようなものを感じた。気のせいだったかも知れない・・・・・・。

実は私は寺の坊さんは苦手である。と言うより嫌いかもしれない。塾の保護者の方にもその道の方々がおられるので、言ってはいけないんだろうけれど、説教好きで酒好きで、好色な住職にはほとほと嫌気がさしている。かと言って決して保護者の方ではないのであしからず。

こともあろうに葬式の後の初七日の席で、「人間死んでみないと、天国も地獄もあるかどうか分かりませんからね~」などと、酒で赤ら顔になった坊主の話を聞くぐらい腹立たしい事はない。一回の葬式で50万もの供養費を請求してくる坊主達に、確かに信仰心などないのだろうけれど、税金もかからないことを良いことに、葬儀の後に遊びまわるそんな輩を見ていると悲しくなってくる。

ちなみに私の塾では、講師の先生方を募集すると、キリスト教系の先生方がなぜか多い。わが町一関は九州の長崎のように、キリスト教徒の方が多い町では決してない。

4年前のこと、前世を見てくれる人がいるから行ってみない、と言う妻の強い勧めで、出かけて行ったことがある。1時間ほどで1万円の費用だったろうか。痛い出費だったが付き合うことにした。人当たりの良い人間だった。よくある宗教団体の勧誘でもなさそうだったし、話を聞いてみることにした。

占星術が専門らしく、PCを使って私の生まれた日の星の位置などを検索していた。いよいよ本題に入った頃、私から聞いてみた。「私は今までずっと塾教師をやってきたのですが、これは私の天職でしょうか」。

その占星術師のM氏はしばらく瞑想をしていたが、「かねごんさん、あなたの周りには何かとキリスト関係の方がいらっしゃいませんか」と尋ねてきた。言われてみれば、講師の先生方にもその手の方は多かったし、大学がキリスト教の大学だったので、おのずとクリスチャンの友人も多い。そして何よりも私は聖書を読むことに興味がある。

M氏は何かが見えたのだろうかズバット言い放った。「かねごんさんはヨーロッパの中世の前世で、キリスト教会の牧師をしていましたね。今と同じように子ども達を集めて勉強を教えていました。今かねごんさんの元に集まっているキリスト教の関係者はソウルメイトでしょうね」。

私はちょっと反論してみた。「実は坊さんの姿を小さい頃からフラッシュバッグで見ることがあるのですが、坊さんではなかったでしょうか」。

M氏が続ける。「かつては真言密教の坊さんだった頃の前世も見えますね。かねごんさんの誕生の星のめぐり合わせは宗教人の巡り合わせです。塾教師という仕事は当たらずとも遠からずの今生の選択ですね」。

・・・・牧師に真言密教。そして現在龍神を愛する、神社オタクである。ひょっとしたら、私の前世は坊さんかも知れないし、M氏が言うように牧師だったかも知れない。しかしいつも言うように、この顔、この名前、そして今生での人々との出会いは一度きりである。そうなれば、幸福に有意義に、そして充実した人生を送りたいと願うのが人間の本質的欲望ではないだろうか。

そのために教育は必要なものだと思うし、勉強はもちろん、生きることの意義を日々追求していくことは、決して無駄なことではないはずである。年を取るということは、確実に一日一歩一歩死に近づくことである。私などそれを実感する年齢になってきた。あと数年もすれば、父親の他界した年齢になる。

塾で、日々元気な子ども達と接していると、自分が年を取っていくことをついつい忘れがちになってしまう。いい年をして宇宙人やら前世やらとわけの分からない戯言を言っている自分が、実は好きである。今後とも変な頑固爺として生きて行きたいと思うこの頃である。

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