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2008年8月 9日 (土)

宿題は日本経済とリンクする

長期の休みの宿題が非常に多い。長年中高生の休みの課題を見てきたが、バブルの頃一時期宿題が減ったものの、不況になりまたどんどん増えてきた。宿題の量は、日本経済とリンクしているのかも知れない。

市内の中学校は、実力テストを作っている出版社の夏休みワークを全員の生徒に買わせている。これが5教科で71ページある。生徒達はこれを3回やり、ノートとワークを提出する。その他に2Pノートが毎日あるので、トータル54ページの人勉がある。プラス各教科の課題が提出され、読書感想文と美術の課題が加わる。

我が塾の夏期講習を受けている生徒は、これに100ページのワーク演習がプラスされることになる。驚くべきことに、1、2年生はこれに毎日の部活が加わるのである。凄まじい。

塾生の前では露骨に言わないが、学校でも塾でも宿題が多すぎる。夏期休業中、私は一切宿題は出さない。夏と言えば、受験生じゃない限り遊びまくっていたものだ。自転車でツーリングをしたり、友達とキャンプをしたり、釣りをしたりと、そりゃ毎日がパラダイスだった。

夏休み明けのテスト範囲表をもらい、「いいかテストに出るからやって置けよ」。これでおしまいだった。なんて我々の時代はアバウトだったんだろう・・・・・・。いろんなことを体で覚えた。焚き火の仕方だったり、ナイフの使い方だったり、ロープの結び方だったり、はたまたケンカの仕方だったり・・・・・。

今の中学生のほとんどが、リンゴの皮をナイフでむけない。マッチすら擦れない生徒がいる。釣りに行けば、釣り糸に針が結べない。確かに昔の子ども達と比べると、読み書きは達者になったが、サバイバル的生活力は完全に劣る。夏休みのような長期休暇こそ、いろんなことを学ぶチャンスであるのだけれど、部活と宿題でほとんどの時間がとられてしまう子ども達は、ちょっと気の毒に感じられる。

我が塾生も冷房の教室の中、ひたすら学校の宿題をやっている。部活で疲れたからだを休ませる暇も無い。もし私が今の中高生ならば、「やってられるか~」てな感じで暴動を起こしているかも知れない。今の子ども達は切れやすいと言われるが、我が塾生を見ている限りとても忍耐強い。尊敬に値する。

我々の頃は、勉強をやるやつはとことんやったし、やらないやつはとことんやらなかった。夏休み明けテストの結果は、教室に点数とともに名まえを張り出されたし、学年順位などご丁寧にも学年通信に載せられた。プライバシーもへったくれもあったもんじゃない。

従って、プライドが高い連中はテスト順位を上げるために頑張っただろうし、私のような輩は残念なことにそんなことにプライドの重きを置かなかったものだから、ギターを弾き鳴らし、野山を駆けずりまわっていた。勉強はしなかったが、サバイバル的生き方は自然の中で十分学んだような気がする。・・・・・いや学び過ぎたかも・・・・。

夏休みも半分が過ぎた。せめてお盆休みぐらいは、遊びほうけてもらいたいと思うかねごんである。ただし今まで遊びほうけたものは、これから頑張るべし。

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