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2008年8月29日 (金)

成績が伸びる生徒の法則

夏休み明けテストが各中学校、高校で終わった。夏期講習や家庭学習の成果が問われるテストである。伸びた生徒がいる。残念ながら今ひとつ伸びなかった生徒もいる。

我が塾には現在市内7校の中学校から生徒が通ってきている。高校生は一関一高、一関高専、花泉高校の生徒達である。常に学年のトップクラスに君臨する生徒もいれば、回れ右してトップクラスの生徒もいる。様々である。

成績が上がる生徒を見ていると、いくつかの共通点がある。

孤独に強い。友達と用もなくたむろっていない。塾に来るにも、自習室にやってくるにも、テスト前や、大事な勉強の時は単独行動をする。

テストやプリントの間違った箇所は必ず見直す。出来ない生徒はもじゃもじゃと丸めて終わってしまう。塾でもそうなのだから、学校でも同じだろう。注意しても直らないのは性格のためだろうか。

負けず嫌いである。自分がやることで他人に劣ることを嫌う。常に人の上に立つことを意識し生きて行くタイプで力強い。人をいたわる気持ちさえ失わなければ大成する人間である。

記憶力に頼らない。必要なことは必ず書き留める。中途半端な記憶に頼るものこそ、ケアレスミスや勘違いが多い。

鞄の中が片付いている。テストプリントや給食の残り物が鞄のそこでクロスオーバーしている生徒で、成績の良い子を見たことがない。塾生の勉強部屋をのぞいたことはないが、きっと鞄の中身と部屋の様子はリンクしていることと思う。

挨拶が出来る。指導室に入ってくるときに「お願いします」と元気に入ってくる生徒で、受験に失敗した生徒を見たことがない。挨拶はとても大事だ。

最後に、成績が上がる生徒は素直である。これが究極の最大の武器だ。

成績が上がらないとお嘆きの生徒諸君、上記のことを今一度顧慮願いたい。

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コメント

あいかわらずの書き込みですみません。
どうも、自分のブログは放置状態ですが、他所様のブログを読むと刺激されてコメントしたくなります。

「成績が上がる生徒は素直である。」
至言です。まったく同感です。あらゆる資質の中で物事を覚えるのに一番大事な資質は何かと問われたら、迷わず「素直さです」と私も答えます。

自己流といえば聞こえはいいですが、我流から抜けきらない生徒はなかなか伸びません。まず吸収し、その上で取捨選択しながら自分のスタイルを確立していけるというのが理想だと思います。

総じて精神年齢の高い生徒は、本人の判断に任せていても安心して見ていられますが、その反対の場合は元気があってよいことはよいものの、ときどき方向を修正していく必要がありそうです。

(かねごん)
小林先生コメントありがとうございます。なんと!先生のコメントが記念すべき77回目のコメントになりました。ブログをまじめに書き始めて、1年がたちました。その間310の記事を更新しましたが、計算すると4回の記事に対して一回のコメントを頂いてきた計算になります。打率2割5分と言うところでしょうか。
さて、やはり先生にも共感してもらったように、成績の伸びる子は素直な気質を持っていますよね。これって、家庭環境でしょうか、それとも生まれ持った資質でしょうか、最近我が息子を見て途方にくれています(・・苦笑い)

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