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2008年6月22日 (日)

音読のススメ

 私の塾だけに限ったことではないと思うが、英語が出来なくて入塾してくる生徒が増えている。何が出来ないのかというと、英語が読めないのだという。読めないから英文を書いても覚えられない。

 ちまたに英語のCD教材があふれている。各教科書のCDはもちろんのこと、ちょっとしたテキストにも付録としてCDがついている。そんな状況でなぜ英語が読めない中学生が増えているのだろうか。

 英語がめちゃ嫌いだと言って入塾してくる生徒をチェックし診断してみると、ローマ字が出来ない。ギャ ギュウ ギョ 的なローマ字が書けないし読めない。アルファベットの連なりがどういう基本形の音を持っているのか把握していないのだ。

 原因は小学校の指導時間に問題がある。ローマ字の勉強の時間など無きに等しい。小学校に英語の導入をという声が多いが、ローマ字の指導さえままならない状況で、何をかいわんやである。

 大学受験英語を20年以上指導してきた私だが、実は中学校の時は、英語がまるでダメだった。中3の時など、関係代名詞のWHOも疑問詞のWHOもまったく区別が出来なかったし、動名詞の~ing と進行形の~ing の区別などまったくお手上げだった。

 高校に入って、英語の発音及び発音記号が読めないのはローマ字そのものがダメだと知り、高1の夏から冬にかけて、ローマ字練習と単語練習そして中学校の教科書の音読を徹底してやった。音読がいかに暗記作業としてすばらしいものかを、この身をもって経験できたような気がする。

 テープやCDよりも、自分で発した音が一番自分の脳を刺激することを多くの指導者が指摘しているが、まさにそうだと思う。国語の教科書を含め、音読が苦手な生徒に英語が苦手な子が多い。

パズルクイズのようなややこしい文法や語法問題の演習も英語には大切な学習だが、教科書やテキストを離れ、文学や詩の英語の名文を声に出して読むことは、英語をブラッシュアップするにはとても効果的な勉強方だと思う。

 私はボブディランの「風に吹かれて」や「時代は変わる」をよく歌っていた。英語のリズムや語感が体で覚えられた気がする。ただ高校時代、ディランの曲の『くよくよするなよ』のギターアルペイジヨのテクニックを習得しようとして勉強がそっちのけだったものだから、プラスマイナスゼロだったかも知れないが・・・・・・。

 英語は、眉間にしわを寄せて学ぶだけの学問などでは決してない。楽しむ心、それがやはり語学には大切だと思う。

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