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2008年6月20日 (金)

部活の思い出

 中学校の時は卓球部に所属していた。中2の秋、県の代表として、新人戦の団体で東北大会に出場した。見事惨敗だった。今でもそうだが青森県選手のレベルは我々とは格段の差であった。レベルではなくラベルが違っていた。悔しかった。それが私が大きな大会に出た最初で最後の試合だった。

 私が卓球を始めたのは小学校の3年の時だった。当時世界チャンピオンだった長谷川信彦選手の豪快なプレーに憧れ、ラケットを握った。それからかれこれ40年近くなる。いまだに大会に出ては、中学生や高校生とガチンコの真剣勝負をしている。

 中学校時代を振り返ると、教室での勉強の記憶がない(・・・笑い)。体育館で必死に練習をしていた日々がよみがえって来る。当時我が家には自家用車はない。毎日中学校までの往復15キロの道のりは、もちろん自転車だ。丘陵地帯に立つ我が家は、登校は楽だった。3分の1は自転車をこぐ必要はない。問題は帰り道である。部活に疲労した体には、7キロの坂道が永遠に続く地獄道に思えたものだ。今のように舗装された道ではなかった。しんどかった。

 家に帰ってきて教科書を開く体力気力などどこにも残っているわけはなく、バタンキュウーの毎日であった。家で教科書を開いた記憶がこれまたない。こんなことを書くと、また塾生からブーイングの嵐がくるだろうけれど、大人というものは、勉強をしなかったものに限って勉強にうるさいものなのである。嘘だと思ったら、お父さんやお母さんに聞いてみるといい・・・。

 まあそんなわけで、勉強が二の次三の次の日々であったわけだが、部活では多くのことを学んだ。忍耐力、ある種の諦観、そして負けることの美学である。「負けるにしても納得のいく負け方をしろ。たとえ点差が開いても、一生懸命に打ち込む一打が明日につながる」 顧問の先生からよく言われた言葉だ。

 私にとって、部活での鍛錬が効果を発揮してくれたのが、数年後の大学受験勉強においてだった(高校入試には不発だったが・・・苦笑い)。眠さやだるさにカツを入れ、受験に自分を追い込むことができたのは、部活で培った根性の賜物だと思っている。

 いよいよ明日から中総体の地区予選が始まる。3年生にとっては部活の総決算である。負ければ3年生は受験勉強への切り替えだ。「まだ受験勉強は勘弁願いたいよ~」と思っている諸君も多いだろう。しかし勝つものもいれば負けるものいる。それが至極当たり前のことであり、それがいわば社会の縮図でもある。

 中学3年間の練習の成果を、たとえ一振りでも一投げでもいい、納得のいくプレーで締めくくってもらいたい。頑張れ中3塾生!!

追伸

保護者の皆様、土曜、日曜日は市内各会場で、地区予選の熱戦が繰り広げられます。仕事で多忙の方も多かろうと思いますが、時間を割いて息子さんや娘さんの戦う姿をご覧になってください。私も例年時間が許す限り会場を見て回っていますが、毎年涙涙の感動を子ども達からもらっています。負けて泣き崩れる子ども達の姿に、何か大きなものを学ばされます。よろしくお願いいたします。

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