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2008年6月 6日 (金)

塾買収の嘘のような本当の話

 M&A(企業買収)が話題となって久しいが、18年前、私もプチ敵対的企業買収を経験した。

 現在の塾の前進である大験英語セミナーを開校して半年ほどたった頃だった。私の塾が開校する2年前、すでに市内に開校していた東京を本社とする塾の、東北支社長なる人物から私の塾に電話がかかってきた。

 「かねごんさんですか。先生は○○大学の文学部を出られ、東京の○○塾に2年間おられましたよね。そしてその後、水沢の○○研究所に6年ほど勤務してましたよね」と切り出してきた。

 興信所か何かで私の経歴を調べさせたなと思い、ちょっと動揺しながらも平静を装い、「人違いでないですか」と、かまをかけてみた。すると「かねごんさんですよね。実は6年前かねごんさんの面接担当をした○○と申します」。と電話の相手が言ってきた。

 思い出した。そうなのだ。東京の塾をやめて実家に戻ることを決めたときに、仙台の塾を私は受けていたのだ。そして見事断れた。そのときの会社が、別の名前で市内に塾を出していたのだ。もちろん履歴書を持っていったので、私のことを知っていたのは当たり前のことだった。

 私に今頃なんのようだろうと、?マークが点滅し始めた私に、衝撃的な彼の言葉がやってきた。「かねごんさん、あなたの塾にかかった開校費用、宣伝費、権利金等を700万円で買い取ります。かねごんさんを、塾長待遇で我が社にお迎えしたいのですが、どうでしょうか」。

 当時開校したばかりで、生徒も20人足らずの小さな小さな塾だったが、30歳の私が血と汗と涙でたちあげた塾だった。もちろん丁寧にお断り申し上げた。その塾はその後東大を出られた方を塾長に抜擢したようだったが、5年前経営不振のため市内から撤退した。

 個人塾をやっていると、実に様々なことがあるものである・・・・・・・。

 【追伸】

 市内にて、個人塾の会である『どんぐりと山猫協会』を6月1日付けで設立いたしました。中央塾の斉藤さんと私かねごんによる設立です。大手フランチャイズ塾に対して、ちょっと個人塾の良さを世の中にお知らせしましょうという会です。活動の一歩として、連盟によるチラシの発行をします。今後賛同いただける個人塾さんがいらっしゃれば、いろんな企画をしていきたいと思います。大験セミナーが事務局となります。

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